切子

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切子のグラスに透明の冷たい液体をいれると…

味にキレが出そう

冷酒かと思った?

ふふ、お水です

サプリメントのための

でも切子だと味が変わるの
# by soukou-suzuki | 2009-05-06 14:20 | Hikari NOW!

家路

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軽井沢で雨に降られ、駅中で軽い夕食を済ませ、自由席で帰京した。
長野新幹線の上りは、10時代まで指定券が売り切れていた。
あれほどの車がひしめいていても、なお新幹線組もしっかりいたのだから、上信越は景気がよかったのではないかしらん。
善光寺のご開帳も7年に一度で、ちょうどゴールデンウィークを含んでいる。
加えて、豚インフルエンザの影響で急きょ海外渡航を取り止めた首都圏の人には、込み入った下調べや宿不足に悩まずにすむ軽井沢方面はうってつけ。
とにかくアウトレットも想像以上の賑わいだった。
またあらかじめ購買意欲の低下を見越してか、各店舗ともゴールデンウィークスペシャルセールと品揃えに余念なく、低単価の商品をバラエティー豊かに取り揃え、ウィンドウには赤い大きな数字とOFF!の文字。
定番の店を一巡し、必需品を揃えるのみだけど、新しい物との出逢いと、それらをうちに連れて帰り、一緒に生活するための手続きは心浮き立つ作業。

一人になったとたん、約束も義務もなくなったら、食べていいのか、お茶していいのか、何時に乗るか…全ては決まりや条件がゆるくなってしまった。

急に心細くなって友人に電話。…それは、海外一人旅のときには、思いついても我慢している贅沢の一つ…

-改札方向と逆の車両出口から入れば降りる人と逆流しにくいからきっと座れるよ-

柔らかい声。座れないかも知れないことを嘆いて電話したわけじゃないのだけれど…、親切なアドバイスに従って、快適な一席を手に入れられた。

温かい焙じ茶と小説がお供。

地下鉄はがらがら。雨の中、傘をさしてキャスターのカバンを引きずって帰宅。
疲れていたから、クナイプのローズマリーのバスソルトをたっぷり入れてバスタイム。ああ、ローズマリー使い切っちゃった…
お気に入りから順に無くなる。

コーヒーと迷って、キッチンで目にとまった紅茶のリキュールを少し。
静けさの中、サイダーのパチパチと氷がピチッと亀裂する音をきいている。

炭を洗った後の水が引いていく音を思い出していた。
黒い炭の断面。黒い年輪。

からん…

ぼおっと物思いに耽っていたら、グラスに呼び戻された。
# by soukou-suzuki | 2009-05-06 14:13 | Hikari NOW!

お茶の時間

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# by soukou-suzuki | 2009-05-05 11:07 | Hikari NOW!

昼下がり

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追分のカフェまで歩く

朝食専門のカフェは朝6時半~午後3時まで営業

アメリカンスタイルの一捻りあるメニューが楽しめる
ポップオーバーやソーセージパティ、ブルーベリーのパンケーキ

コーヒーやルイボスティーはポットサービス

テラス席から小鳥を見て過ごす

膝掛けとストーブ、それに読みかけのボーヴォワールで、心はパリを彷徨い歩く

そしてまた信州の山路に戻ってくる

カフェはどこでもドア
# by soukou-suzuki | 2009-05-04 14:11 | Hikari NOW!

足跡

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とっていいのは写真だけ。
残していいのは足跡だけ。
…そう言われてきたけれど、写真も撮れない時代になりました。

自分の生きた足跡もさえ残してよいか微妙な時代ですね。人との関わりなしに自分を語ることは不可能ですから。

そうして自分の先に連なる世界とのかかわりを減らしていくことが正しいのか、それしか安全で平和な道はないものなのか…、人間の知恵のなさに疑問とやるせなさを感じます。

賢さは防御と消極に積極的であることなのでしょうか。

賢さとは別の未来を自分が模索しはじめるとき、何をしに地球に来たのか(何のために生まれてきたのか)という究極の疑問が、うっすらと霧が晴れ始めるような気がします。

私と関わることを厭わない人。私が相手の心に足跡を残して生きることを拒まない人。私に踏み込む勇気がある人。

そういう人に出逢うためにする旅なのでしょう。
# by soukou-suzuki | 2009-05-03 19:48 | Hikari NOW!