次の一歩。

1001通目の手紙(記事)です。
ブログのいいところは終わりがないこと。節目も一里塚でしかありません。それって、安心しますよね。欲張らなくていいし、焦らなくていいし、結果をもぎ取らなくて済む。

今、楽しいと思うことを、できる限り続けようとすること、続いて欲しいと願うこと・・・・それって悪いことじゃないと思う。無駄でもないと思う。

だって生きること自体もそう。変化を求める心も、向上心も、突き詰めれば今の生命の維持、永続のための一手段なのだから。

いまを思い切り楽しむ。惜しむ。失いたくない状態にしがみついて足掻く・・・。そんな自分を、「ちゃんと解っている人なんだな~」と思ってあげるのです。(^^;

私ってボヘミアン?

そう呼ばれても、それでいいの。

だって同時に、絶対に不可能なことが「不変」なんだもの。

続いて欲しいと求める気持ちがなかったら、一瞬の想いは記憶にさえ残らず、変化だけが「短調に」起きる。変化なんて、退屈なもの。留まろうとする力と、留めようとする足掻きがあって、それらの力を原動力にして変化が力を帯びるだけ。

変るものと変らないものがあって景色がなりたつ。仕事も働きもなりたつ。そう教えられてきた。

山は動かないけど、雲は千変万化。それが景色になる。

でも、山さえも永遠ではない。それを思うと、時間の流れの大きさが、その圧倒的な力が、諸行無常が切なくなる。
そこに気付いた人が、いまの一瞬の雲の姿を胸に留めようとする。

胸に留めた雲にだけ永遠が生じる。


自分の心も流れる雲。

一瞬も同じ姿を留めない。

留めようと足掻く想いがブログです。または、このブログを読んだ人の中に、私の一瞬が写し取られて残ります。

その景色が、このブログです。

さ、次の一歩をまた踏み出しましょう。
by soukou-suzuki | 2008-01-11 23:13 | Hikari NOW!
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