ありがとうございました

11月17日の松浦社中の茶会には、大勢の方にお越しいただき、秋の一日をお付き合いいただきましたこと、心より御礼申し上げます。

茶会終了後、早速ブログを書き込みしていたのですが、思いを長い文面で綴って、いよいよ送信!という時に、「サーバメンテネンスについきサービス休止中です」というような文字が現れ、それきり文面が吹っ飛んでしまいました。
『エキサイトブログゥゥゥゥーーーーー!!』(--;
と深夜のパソコン前で苦悩し、力尽きて寝てしまいました。本当に、素直な気持ちをやっと綴ったのに、ひどい、酷すぎる!むなしく脱力し、お礼も言えず終いに・・・。

気を取り直して書き込みしていますが、羹に懲りて膾を吹く状態で、少し書いては送信しちゃいます。しかも、送信前に文面をマウスでコピーしておきます。(^^;
同じリズムでって、二度と同じこと書けないものですね。

それで茶会ですが・・・。明治神宮の隔雲亭を母が使い始めて40年以上でしょうか?
先日、庭や廊下を走り回っていた弟の息子、快翔(かいと・文字通り飛び回ります)の姿を見て、あれはありし日の自分だなと思いました。頭にちょんちょりんを着けて、おべべを着せられて、あそこにいたものです。

最近では、同僚、取引先・・・と仕事を介した方々とも茶室で過ごすことができ、本当に幸せです。あちらの世界とこちらの世界・・・それが四次元のように融合してしまうのがこの茶会です。結婚式の披露宴以上にお世話になった方々、親しい方々と会うことができるのです。

一年半に一度、春と秋を交互に続けてきた茶会ですが、お蔭様でお客様が少しずつ増え、そろそろ待合のスペースも限界かな・・・とも思います。

それでも母はあの庭の広がりと、そこへ向けて開け放った窓が大好きで、あの景色を持っていく勢いです。11月というのに全面開け放っての茶会で、寒がりの方は呆れたのではないでしょうか・・・?あれが靖子式なのですね。今もアルプスの少女ハイジを地で行ってますので、「山よ、山よ!」「川よ~ほら、川」「木漏れ日よ!」「花吹雪よ♪」「あらー、木の葉時雨よ~」「囀りよ!聞いて♪」・・・・と、森羅万象にことごとく嵌っております。

裏千家らしさには多少欠けるかも知れませんが、「自然」と「縁(えにし)」を何にも優る「法」として生きる師匠を持って、私には良かったのだろうと改めて感じました。

スタッフも親族および社中の連れ合いなど、身内をみんな巻き込んでおります。茶会を重ねるごとに親戚が増えるような気がしています。

今年は夫、賢一のお点前デビューとあって、愛知から両親、妹も駆けつけてくれました。いつものお顔、お久しぶりのお顔、珍しいお顔、新しいお顔・・・一回の茶会によって受ける影響(効用)は、計り知れないものがあります。

今回は、若い2人の席主さんをお祝いに、青年部の仲間が多数駆けつけ、あるいはスタッフとして支えてくださいました。
関東第一ブロックの歴代ブロック長が3名もいらしてくださったのも特筆ですね。お席主2人には、今後、益々青年部でも活躍していただかなくっちゃ!(^^)

青年部がご縁で御付き合いが始まった作家さんも京都から見え、打上げまでお付き合いいただき、激励の言葉をいただいて、なんとも贅沢なゲスト陣に「夢じゃなかろうか?」と何度も思いました。

実際、私たち親子、いえ、社中一同の夢を叶えてくださって、本当に心より感謝申し上げます。これに「懲りず」、今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

ひかり
by soukou-suzuki | 2007-11-21 01:52 | 茶味禅味俳味一味
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