内勤ながら、たまには青空を仰ぐ機会あり。この日はお台場の隣駅、「船の科学館駅」へ。国際交流館にて、文部科学省後援の「赤道大気の鼓動を聞く」シンポジウムに行きました。アスファルトに写る扇を持った女性は同僚、Iさん。船の科学館にあるCABINというカフェテリアでランチしました。隣の科学技術館とは正反対に、極限まで人を減らした運営のようです・・・。
国際交流館の外壁は、竹を組んだ生垣をデザインしたものなのか、ちょっと不思議で手の込んだつくりに。中のホールはデザイン、素材、機材ともにとっても贅沢なつくりでした~。
道と、建物と、空と、海しかない・・・という意味では、ハワイやマイアミにちょっと近いかも・・・というと良く聞こえちゃうけど、木が少ないかな。
秋ひでりお台場に翳(かざ)す物はなし
なぁんて、これはガラパゴスで詠んだ「炎昼(えんちゅう)の孤島に翳すものはなし」を捩りました。でも、影といえば建造物の陰。だから日向と日陰しかない・・・。シンプルで、写真にしてもCGのように綺麗だけど、塗り絵のよう・・・。NとSしかない磁石のよう。あいまいさや、和む要素が少ない景色かも知れない。高速道路沿いに、眩しく光る横断歩道の白いストライプを見やりながら歩くと、揺れる影や、木漏れ日が妙に恋しくなる。どうも私は、視界からはずれたところに何か気配を感じていないとだめみたい・・・。頭上か、背後か、足下か、そこに植物や揺らぎを感じていると落ち着くみたいだと最近やっと自分がわかってきました。