今年のお酒は

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明日は初句座。明後日は初釜。(当分続くぞ、初もの行事・・・張り切っていこ~!)
両日のために大吟醸を仕入れに行く。先ずは下見に有楽町ビックカメラのお酒コーナー。でも、重いのを押して買って帰りたいほどの出会いはなし。次に、軽い気持ちで入った用賀の酒屋さん。ポケットには車のキーを入れ、最終的には玉川高島屋まで行くつもりだった。
でも店主のおじさんが、あれやこれやと相談に乗ってくれた上で、「おじさんを信じてくれていいよ」と写真の『神鷹(かみたか)』を奨めてくれた。お正月らしいおめでたい銘柄であることと、デザインも重視したいこと。明日はお酒好きの年配の男性が多く、明後日は妙齢の女性が多いこと。振舞えるのはほんの一献ずつであること・・・そんな話をした挙句の推薦だったので、これをご縁と中瓶を4本購入した。アルコール度も高く、味わいもあるとのこと。おじさんは自信満々で、「明日と明後日の、俳句とお茶の人たちのそれぞれの感想を是非聞かせてくれないか?」という。おじさんとも、なんとなく、これきりになれない仲に・・・・・・。
私が櫻町雅壇にいると言うと、おじさんもずっとここら辺が地元だという。聞けば、戸板学園が戸越農園だった時代を知っているではないか。それに先代からこの鎌田酒店をやっているが、おじさんは昔は徳江さんという苗字だったらしく、73歳で・・・な、なんと私の伯父の、園芸高校時代の同級生だった!!縁は異なもの、それはいいもの~♪(NHK「ようこそ先輩」のテーマ)ですね。
伯父は残念ながら既に他界しているが、伯父とは不思議な縁で、我が家のリビングに今かかっている一番大きな照明器具は、その伯父の家で使っていたものを、家の整理の際に譲り受けたものです。加えて丁度私の結婚時期と前後したこともあるが、我が家の電話名義は、その伯父の名前のものだった。
今日出遭えた鎌田酒店のおじさんは、とっても元気で嬉しくなりました。何となく、いろんな見えない糸を感じて、丁度よいので帰りには用賀神社にいき、買ったばかりのお酒を神前に据え、拍手を打って初詣としました。お財布中の「ご縁玉」と、いつも入れない金種も入れて、めいっぱい拍手を打ったら、誰もいない境内で、庇に跳ね返って僅かに木魂しました。二礼二拍手一礼。
「どーか、このお酒を口にする人が、皆健やかにこの一年を過ごせますように!」
(その他もろもろ、もごもご、ごにょごにょ、こそこそ・・・結構、長い!^^;)
神様の鷹・・・『神鷹』。皆様のお口に合うとよいのだけど。もしかしたら初夢をまだ見ていない人もいるかも知れない。(^^)是非、お酒のラベルにあるような雄々しい鷹の夢を見てくださいな。
by soukou-suzuki | 2007-01-12 21:59 | Hikari NOW!
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