シテ島のツリー

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サクレ・クール寺院では荘厳な雰囲気を十分に味わえた。聖歌隊の声が良くて、耳から入って体中を巡り、最後に心に染みてきた。
ミサを終え、ユトリロの坂近くで似顔絵を描いてもらい(描かせてあげた、が正しい)、出来栄えが悪いので10ユーロだけ払った。つまらなそうにしたが、自分の顔を好き勝手に描かれてお金を要求されるのは不愉快だと知ってほしかった。貴方のアートを買う気はない。私は自分の似顔絵を買いたかったのだ。歴史上の巨匠たちも、肖像画を描いている時代は同じ我慢をしていたことを、美術学校出が知らない筈はない。
プチトランに乗って散策するつもりだったが、モンマルトルの雰囲気はあまり靖子さまのお好みでない様子。
カフェで一服してノートルダム寺院へ。写真はノートルダム寺院前のツリー。パリの中心。今日は午後から、明日は一日中、クリスマスの特別なミサやイベントが催される様子。
シテ島は警視庁があるから、ポリスがたくさんいて安心。ミサの後、すぐ隣のカフェでサンドイッチとオニオンスープのランチ。ここロン・ゴールド顆粒を追加。
市庁舎を見に寄ったら、市庁舎前の広場はスケート・リンクになり、子供用のソリ・レースのコースが併設され、カルーゼルが回り、クレープ屋が出ていた。
セーヌ河岸を歩き、そのまま歩いて、パリ最古の教会の一つと言われるサンジェルマン・デ・プレ教会へ。蔦が絡まり、外壁が崩れかかった教会はかなり遺蹟っぽい。6世紀に建ったが11世紀に再建。現在は鐘楼と身廊が当時のもの。
by soukou-suzuki | 2006-12-25 14:16 | かわいい妻には旅をさせろ
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