究極のお歳暮

究極のお歳暮_c0049825_3503935.jpg友人が・・・物凄いお歳暮をくれた。その洒脱なセンスには降参!(><;対抗するすべを見つけられず、うんうん唸ったまま、この宿題はパリ土産へと持ち越されるのか・・・。重い宿題である。
とは言え、ご好意と友情はしっかりと受け止めました。それも全身で!
そのお歳暮のあらましは、こうです。
仕事帰りに友人宅マンションへお呼ばれし、お茶を一杯いただいたら、マンション内のご友人の部屋へ・・・。クリスタルの小物がキラキラするクリスマス・ムードいっぱいのお部屋。ハイセンスな女性の住まい、という空気をそこここに漂わせている。
究極のお歳暮_c0049825_3511132.jpg究極のお歳暮_c0049825_3512631.jpg究極のお歳暮_c0049825_3514634.jpg










究極のお歳暮_c0049825_3531680.jpgそこにはプロのリフレクソロジストが待機していて、早速足湯・・・フット・バスと言うのか(^^;
ほのぐらい部屋のベッドで、お背中ぽかぽか状態に、羽根布団まで掛けられ、これで「寝るな」というのは、もはやゴーモンでしょ!?という安らぎ空間。CDのハワイアンには、波や、風や、囀りと言った自然の音も収録されていて、足をもまれながら幽体離脱・・・。途中で、「ざざぁ」と風の音がしたときには、つい「風が出てきましたね・・・」と言いかけて、「いけない!これは効果音だ!ひかり、しっかりして!」と自らに渇を入れるも、抵抗の甲斐なく無意識というか、極楽浄土へ軽々と運び込まれてしまった・・・。はい、お仕舞!といわれ、ジャスミン・ティーを飲む間も、窓の外はハワイだと半分信じている自分。

究極のお歳暮_c0049825_35335100.jpgまだ半ボケのまま友人宅へ戻ると、エプロンしてお台所でなにやらジャージャーやっている。
ん・・・?ゴマ油のえ~香り。「おお、きんぴらゴボウではないか!」これがオリジン弁当のパックでなく、フライパンの上で湯気を出す光景は久しぶりに見た。ほうれん草のおひたし。シメジとお揚げのお味噌汁。筑前煮。酢の物。白菜の漬物。「おおっ!」メインの焼き魚は鰤~!・・・o(^o ^)oそして、、、白いご飯~~っ(T_T) 懐かしい家庭科メニュー!究極の和食。正統派ご飯。
そして女子寮の仲間にように仲良くしているマンションと言う名の「城」のご友人たちを紹介してもらった。そうか、彼女の平日はこうして更けていくのか?こんなにしてもらって、いいのだろうか。第一、なんでそんなに優しいの~?
究極のお歳暮_c0049825_3542263.jpg究極のお歳暮_c0049825_3543264.jpg究極のお歳暮_c0049825_3544239.jpg









なんなんだ、なんなんだ、なんなんだ!えーと、ここは・・・そうか、プロポーズする場面か!?
違う違う。でも、なんだろう、しみじみ幸せやな~。日本の男子に、日本の子供達に、このご飯を食べさせたいな~。日本の疲れたOL達に、この「お城」を教えてあげたいな~。
そしてお食後は珈琲ではなく、お抹茶!(^ー^)あん、素敵。腑抜けにしておいて、最後に覚醒する気ね!参った、降参です。
体も心も五感の全てが満足している。ああ、特に満「足!」している。
・・・魔法、そう、魔法みたい。私のした唯一のお手伝いは、茶碗の中でお茶とお湯をただかき回すだけ・・・。それで皆さんに「ありがとう」って言われちゃった(><;なんか子供になった気分。
お茶筅って、魔法使いの棒みたい。振れば振るだけ、素敵が返ってくるのかも知れないネ。(←ちょっと、これ、いいコピーじゃない?)
by soukou-suzuki | 2006-12-22 03:55 | Hikari NOW!
<< 点景 誕生日に。 丸ビル 35階 サンス・エ・サブール >>