市中の陰。「一壺天への逃避」

東京が好きな理由の一つ。都心から自然への「何処でもドア」に豊かであること。
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篁(竹の音)が聞こえてきそう。
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数多の縦縞を見ながら歩むのは、眼を茶筅通しで清めているよう…。(^-^)
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改装後、実は初です。母が初めて茶会をした、若き挑戦の地、根津美。
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遠州と不眛の心の師弟関係を箱書きなどの「次第」に見ました。生きる時代さえ違っても、人は好きな人と自分の間に絆を結べるのだと確信。(^人^)
閉館前の20分で庭を散策。
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舟をみただけで愉しい気分になるのは、おもちゃを見ただけで子供が幸せになれるのと同じ。
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青みがかった椿発見。紫式部かしら。なんともイイ!!
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夢見心地の絵のような端正な景色に、筧を直す人、一人。
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枝下桜を背にすると、温かな滝にうたれている心地。
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乙女椿の几帳面さには、綺麗とか、関心より、降参いたします。
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如意輪観音もリラックスモード。アジアン・リゾートにいるみたいな表情。(笑)
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まだ強さのない緑の庭に、黒いシルエット達が押さえを効かしている感じ…。万緑の頃の、黒と緑の興亡が見たい。
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まったく、東京にいる気がしない。
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水鏡のよく磨かれていること。
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と思ったら、鴨がいい波を起こしてゆるゆるの揺らぎをくれました。
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一壺天をありがとう。根津さん♪
御詣りして帰りました。
by soukou-suzuki | 2013-03-28 20:06 | 散歩マニア
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