竹芸の池田瓢阿率いる竹楽会の展覧会が、日本橋の三越本店の本館六階、美術画廊にて開催中。
三代(当代)瓢阿やご子息、泰輔氏の作品を中心に、その門下、竹楽会の作品がずらりと並び圧巻。
入り口に飾られた花も豪華絢爛。瓢阿親子の隆盛ぶりを見てとれる。
展示された花籠の一つ一つにいる草花も誇らしげで、見ているこちらの胸が透く。
写真は「佳況」(携帯では字が出ない)の前で、泰輔氏と長谷川さん、吉森さんを交えての記念撮影。
泰輔先生にはこの8月に籠作りの行事講師をお願いしている。
第六東の青山、白雲、青年部の両総括幹事と講師顔合わせの一シーンに。
展示作品には関東第一ブロックの溝渕木綿子ブロック長の作品、巣ごもり籠もあり、会場なさらなる親近感がわく。
竹籠が並ぶと、そこに費やした時間と集中力まで濃縮されて目で見えるようです。
さらにその濃密な時間に、吹き抜けていっただろう薫風さえ想像して、人と物が交わる至福のときを羨ましく思う。
なお二代瓢阿の作品や、陶芸もあり、呈茶席ではこれらの作品で薄茶がいただける。
お菓子は鶴屋八幡の蕨餅でした。
清風を纏ひ竹編む人となり
ひかり