朝冷茶

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真夏の早朝、冷抹茶を点てていただく。

さっぱりしていて、気持ちの目を覚ましてくれる。

おや?いただきもののお菓子と手近な茶碗が、偶然だけれど、七夕の茶碗に、繭最中か…。

繭、絹、機織り、赤い糸、梶の葉、七夕。

機を織るも文を書くも楽器を奏でるも、全ては人を思う力が技に通じるという教えが七夕だと思う。

昨晩はシティリビングのお江戸納涼祭での茶会を無事終えました。
不穏な天候に関わらず、抽選で選ばれたお客様は全員いらっしゃいました。ありがたいことです。

今回の企画でたくさんの出逢いと豊かな時間をいただきました。

いつか『あのイベントから始まった仲ですね』という会話をどこかですることを夢見ながら、昨日へと続いた全ての巡り合わせに感謝いたします。

帰宅後、溽暑をわかちあい、ともに饗応いただいたお仲間に合掌して荷をほどく。


もてなしの後の静けさ夜の秋


夜濯ぎや今日の仕合わせ確かむる


生かされて今をひたすら蝉猛る


猛暑日に備え自服の冷抹茶

今日もこれ好日とせむ白木槿


ひかり
by soukou-suzuki | 2010-07-27 07:06 | Hikari NOW!
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