ロシア紀行13

国立歴史博物館へ。夕方からだったけど、夜までやっていて親切。エントランスは風格あってとっても素敵。ロシアでは、入場料の他に、撮影料を払えば展示品を撮影してもよいところが多いのです。領収書かバッジをもらって、係員に訪ねられたらそれを見せればよいというシステム。大体200~300ルーブルくらい。フラッシュは禁止というところもあり。
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展示品以前に建物を堪能。真鍮、大理石、象嵌、フレスコ画・・・職人技に囲まれている。さらに見て回る展示品は、銀細工、七宝、刺繍・・・、これも工藝を尽くした上に、宗教上あるいはオリンピックのメダルなど「付加価値」の権化がいっぱいついている品々。
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凄い人に由来する凄いモノ。凄い材質に凄い技術を結集した凄いモノ。凄い権威を象徴する凄い高価な凄いモノ・・・(--;ふぅ~。
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私自身の凄い大事なモノって、なんだろう・・・。自分博物館に納めているモノたちに思いを巡らせてみた。(^^)メダル、ポートレイト、小箱、書簡、茶器・・・うふ、案外似ているもの達だった。そう思ったら、さっきまでのゲップの出そうな凄さが和らぎ、一点一点の向こう側に、愛用したあるいは精魂込めてこれらを創った、生身の人間たちが見えてきた。・・・心なしか、館内の強烈なブリザード的冷房も和らいだ気がする。
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by soukou-suzuki | 2009-08-03 21:41 | かわいい妻には旅をさせろ
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