おけさ柿(´∀`)

おけさ柿(´∀`)_c0049825_2332760.jpg柿がきた!
佐渡から、名産の、「おけさ柿」が届いた~!(´∀`)さ…36個ある…(*_*)ものすごい豊かな気分に浸る。
赤いベンガラ・ボウルじゃ入り切りません♪特設会場を設けなくちゃ!るん。
みんなぁ~、一緒にいただきましょうよぉ。
まずはソムリエひかりが一個テイスティング~。

触感、カチりと引き締まったバディ!質感、なめらかに艶っぽい。すべすべ。色、鮮やかに発色するオレンジ色…いやいや、柿色!でも目が醒めるような神々しい輝き。皮を剥くと、ほんのりと透明感あるキメこまやかさ。皮の色よりひといろ淡く、霧の向こうに見ている感じ。お口に入れるとつるり、ひ~んやり、なめらか、微かにシャキ、ほんのり香る、上品な甘さ…。
お、おいしい~。サラダにもチーズにも合いそう。しかしアレンジを試す間もなく一個、あっさりと完食。(おでんの後で満腹のはずが…)

さて、おけさ柿がここに並んだ経緯を話そう。
私に佐渡の親戚はいない。恋人もいない。まだ佐渡島に旅行したこともない…。

しかし、自分でも気付かないところで、佐渡と私をつなぐ絆は、幼少時代から意外な近さにあったらしい。

それが、ついこないだ顕在化したのです。
上野毛に育った私は、少なくとも40年近くは営業しているだろう、近所の「ショッピング・センター」にお使いに行かされていた。
食料品全般を扱うここの屋号は加賀屋さん。よく、母が料理中に切らした調味料や、小麦粉やら、おかずが一品足りないときに煮豆を買いに走ったり…。その加賀屋さんの女将さんの地元は、加賀ではなく佐渡なのでした。
26歳で上野毛の実家を出てからは、お茶のお稽古で毎週実家には行ったが、ショッピング・センターで買い物することはなくなり、しっかり遠退いていた。
それが今年の夏、自ら加賀屋さんを訪ねてみたくなるような、ある偶然が舞い込んできたのです。
裏千家の青年部が3年に一度、東京ドーム・ホテルで500人規模で行うセミナー行事、「サマーコンファレンス2008」を運営している全国委員のお一人と、たまたま名刺を交換する機会がありました。佐渡のご住所から話題になり、私の世田谷というのを見て、「親戚、おばさんが世田谷に長く店をやっています」
「世田谷のどちらですか?」
「上野毛です」
「(*_*)か、上野毛~っ!」
その商店こそ、私の「初めてのお遣い」であるショッピング・センターの加賀屋さんだったのです。ひゃー、まだおねしょしていた頃も、ブルマー姿のバレーボール部の頃も、ニキビ顔の頃も知られている・・・あの、女将さん!?(@@;

翌週わたしは、上野毛にお稽古で行った際に、懐かしい加賀屋さんを訪れ、女将さんに甥御さんの話をしたところ大いに盛り上がったという次第です。
加賀屋の女将さん(おばさん)も夏に佐渡島へ帰省したおりに話題にしてくれ、晴れて3つの点は三角形となり、面積を持ちました。鮮やかな柿色の三角形に…。

生きているのは楽しい。オドロキと感動に満ちていて、実に巧妙によくできている。自分の人生の筋書きは自分で書いて生まれてくると言うけれど、随分、凝ったストーリーだと最近、つくづく思います。
今日、頭痛を抱えながら出社したおやつの時間に、職場のみんなで先ずはいただきました。大評判でみんな喜んでくれて、私がいいことしたような錯覚に陥ってしまいました。
(以上、携帯で打つにはしんどい長さになってしまいました・・・^^;)
by soukou-suzuki | 2008-11-21 23:03 | Hikari NOW!
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