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69,773アクセス

c0049825_19463384.jpg現在のアクセス総数です。
今週、70000件に達するのでしょう。
自祝の記事は何にしましょう?
それから、見てくれている人に記念プレゼントしちゃおうかしら。(鍵つきコメントでも)メッセージをくれたら、
「七万記念、なだ万お食事券!」
なんてプレゼントを贈れたら、最高~♪と想いませんか?(スポンサーシップ募集中!^^;)

ブログの「レポート」ページから・・・

c0049825_19492461.jpgブログ開設:2005年2月
掲載期間:4年7ヶ月
総記事数:1799件
最多記事掲載月:88件/1月(2007年1月,および同年8月
最少記事掲載月:1件/1月(2006年3月)

履歴って、正直ですね。


c0049825_2023379.jpgブログを立ち上げたのは、結婚してから10年間を住んだ浦安を離れて、初めての自宅を用賀に構えようとする頃と、時を同じくしています。自宅購入に向けて夫婦で貯金合戦を楽しんだ日々。通帳の入金金額欄の横に、功労者のイニシャルを書き込む貯金ゲーム。食べたツモリの寿司貯金。
突貫工事のバベルの搭と見られても、積み重ねる積み木と視界の変化は楽しい実感・・・。

仕事では3年越しのシステム更改が終局を向かえ、いよいよ新システムのオープンという時期で、賢一は渋谷や表参道へオフィスを移し、「環境、インフラ、リリース、契約・・・」そんな言葉に実感の籠もりやすいお年ごろでした。

他人は「変化の瞬間」に目を遣りますが、本質や価値は、履歴にも力強く存在します。

c0049825_1953845.jpg18歳で出会い、大学時代から付き合って、26歳で結婚し、40歳まで、ひたすら2人暮らしを通してきたパートナー。8月4日、12月16日、6月11日・・・何度、記念日を過ごしただろう。
何も足さない。
何も引かない。
いつも、2人でした。犬も猫も、2人の生活に入り込む余地は無かったのです。それを、当時の私には「気が合う」という以外に表現する言葉が見つかりませんでした。それは安易な置き換えだったのでしょうか。彼は言葉をもたない人。だから行動を言葉に代えて受け取ってきた。想いと行動のギャップは測れなかった。

半生を傍で過ごしてきた賢一と、ある日を境にぱったりと会わなくなって、1年5ヶ月が経ちました。大学時代にもついたり離れたり・・・でも、これほど顔を見なかったことはかつて無かったのですから、大変化です。

日付変更線、赤道、成人、暦・・・。
「境」って目には見えないけれど、存在するもの、させるもの。

賢一と最後に会ったのは、雨の火曜日の夜でした。午後8時すぎ。
April Rain、少し金属音の混じって聞こえる雨音。特別なお面を付けたりせず、「その日」はさり気なくそこに落ちていた。会社帰りのスーツのまま、スーツ数枚、靴数足、あとは鞄をひとつだけ、軽やかに飛び立って行く後ろ姿。

c0049825_2131388.jpg611―。
2人の結婚記念日が記されたナンバー・プレートが雨に滲んで見えなくなっても、白い車体が闇にのまれてテールランプだけになっても、2人の愛車が引いていく余韻と、その周囲に冷淡に流れていく時を、ただ見ていました。
屋根の下に移ってからも、マンションの外壁に下がる蔦の葉から、ほつほつと落ちる雫をゆっくり数えていました。自分の、脈を計るように。

時針はなく、分針もなく、秒針だけの時計で自分の一生を計っているような永さ。

あれは4月8日の「花祭り」・・・、お釈迦様の誕生日。
何かを失ったような、同時に新しい何かが生まれたような、いずれにしても、「生と死」を想うのにふさわしい日だったのでしょう。

c0049825_21362342.jpg愛は死んだのか。
憎しみは生まれたのか。
平和は終わり、戦いが始まったのか。
それらはすべて幻影で、一つの状態、履歴の一部なのか。

何かが終わってもすべては終わらない。
でも、2人は終わった。

ブログは綴り続けました。生きている限り、脈を打ち続けるように。
定点観測を続けてくれた、ブログ読者の貴方方へ、今の想いが届くよう。

「案山子(かかし)」という季語を使って3句提出するように言われています。「案山子という言葉を使って、自分を表しなさい」、そう言ってくれた方が気が楽かも。


c0049825_21373119.jpg街中の案山子ひとりを堂々と    

頼まれて案山子は闘志凛々と

西洋の案山子の足の長さかな     ひかり
by soukou-suzuki | 2009-08-30 20:12 | Hikari NOW!

鶏頭と竜胆

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字にすると凄味があるけれど、見た目はこんなに愛らしい。
人もそうだけど、そのものの名前が、目には見えない本質を語ることがある。それとも、人は花を見ると、美しく儚いものと、とらえたがる生き物なのか…。違和感ともいえる意外性や二面性に出逢うとドキリとして思考が立ち止まる。


鶏頭と竜胆。
(ケイトウとリンドウ、と読む)

ケイトウは文字通り、見たとおり、鶏の鶏冠(とさか)に似ていることから。竜胆は、赤褐色の根を生薬『竜胆(りゅうたん)』とし、煎じて胃薬とすることから。
ケイトウはヒユ科で一年草。熱帯アジア原産。秋の季語。
リンドウはリンドウ科で多年草。やはり秋の季語。枕草子には、他の花がみな霜枯れする中に、ひときわ華やかな色合いで…と、『いとおかし』ものの一つとなっている。原種の藍色を指しているのでしょう。別名、「韓藍(からあい)」とも。和もの美的協会の古くからの会員さんというわけ。

いつもおまけしてくれる花屋さん。白い花を買いにいき、「おまけ」に赤い花を一輪、いただく。絶妙に素敵で『美味しい』おまけ。

紅一点。

おまけなのに、たちまち『主人公』顔のケイトウ。背筋を伸ばし、WEDGWOODをまとっている。


鶏頭花(けいとうか)撫でられてをり撫でてをり ひかり

やわらかそうに密生した真っ赤な毛が、周囲の空気に細かく刺さり込み、花自身と部屋の空気を馴染ませ一体化している。

鮮血の赤。今、我が家の真ん中に在る小さな情熱。
やがて焔(ほむら。火群、から)となるには、情を燃やす対象が要るでしょう。
気高く個性的な魔性の花。白リンドウの清廉さに囲まれていると、ただ愛らしいばかりに見えるのに。火ははからずも人の注意を引く。

外は秋の冷たい雨が激しく降っている。神社の虫の音が、参拝の神鈴を振り鳴らすように輪唱する。
雨、鈴、花、マグカップ。パーフェクトなカフェにたゆたっている。私の一壺天にも、陰陽五行が在って働く。

ずっとずっと、ずーっと以前にも、こうして鶏頭の花と会話した時代があったような気がするデジャヴな日曜の夜。たぶんパリ?

過去の恋人を懐かしむように、前世まで記憶を辿ろうとする時間。
冷めかけた珈琲をレンジに入れて温めて忘れ、思い出して取り出す。
こくり。こくり。こくり…。私と、同じくらいぬるい。
何か食べなくちゃ。食事をどうするか考え始めて、また忘れる。レンジの中の珈琲みたいに、温まったり冷めたりを繰り返している自分。

窓から滑り込む外気が、雨の冷たさをアピールしている。肌寒い。
でも不思議なこと……。あんなにたくさんある外の闇は、窓から入ってこれないでいる。魔除の白に守られている。
部屋がいとおしい。
by soukou-suzuki | 2009-08-30 19:37 | Hikari NOW!

ロシア紀行20

トレチャコフ美術館(本館)へ。
ロシア古美術、18世紀以降の絵画を専門に収集したロシア美術最大の美術館。
赤松と白樺の森を愛する豪快な風景画家シーシキン、ドラマチック肖像画家の天才クラムスコイ、移動派の中心画家で多くの後進を育成した調和の大人画家レーピン、光と闇を描けばそこに本物の光と闇を生む画家魔術師クインジ。私の好きな画家4人です。
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パーヴェル・トレチャコフ(1832-1898)はモスクワの豪商。弟セルゲイとの共同美術コレクションから始まり、死後も収集は続き、革命後は国立美術館になった。
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最後はシーシキンの部屋で閉館までねばり、スタッフに追われて外へ出た。明るい夜。公園の噴水。子供。木漏れ日。芝生。ベンチ・・・。私の好物でたくさんに飾られたエリア。
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by soukou-suzuki | 2009-08-30 13:10 | かわいい妻には旅をさせろ

太田道潅

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花の木曜、アフターファイブの待ち合わせで、国際フォーラムガラス棟の太田道潅像前。
一昨年の夏、国際フォーラムを会場に、子供向け大茶会を主催したのが懐かしい。三日間、のべ4000人の来場者に無料で抹茶をふるまった。汗と笑いの怒涛の三日間。準備から打ち上げまで考えたら、あの夏はちびっこの夏休みの思い出作りに捧げた夏だった。
ブログ内検索で『キッズフェスタ』と入れればヒットするはず。
ん?一昨年であってる?
あってる、あってる。

…あの夏、ほとんどあの頃を境にしてからここ二年、あまりに変化があって、時間の観念がめちゃくちゃ…。
家族が消えたり、足場が崩れそうになったり。
昨日と今日で変化が大きいと、明日の予測がつかない。

きっと今、また成長期がきているのね、私。

互いに祖先は清和源氏に連なる道潅さま、私にお知恵をくださいね。
by soukou-suzuki | 2009-08-27 18:15 | Hikari NOW!

しゃべる影

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キッチンのカウンターに置いた色ガラスたち。
素直に、てらいなく自分の色を影にしている。
心に抱えた液体の色を落とすときもある。
自分色、そこに取り込んだものの色、今の自分をそのまま投影する「影」がしゃべることとは・・・?

私は今、何色の影を落としているんだろう?
by soukou-suzuki | 2009-08-27 00:46 | Hikari NOW!

世界のビール

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広尾のJICA広場一階にある、カフェ・フロンティアにて。
有栖川公園のテニスのあとは世界のビールで喉を潤す。
by soukou-suzuki | 2009-08-26 19:30 | Hikari NOW!

ロシア紀行19

レフ・トルストイを訪ねて。
「トルストイの家博物館」へ。駅からの道が全くわからず、おろおろ。通りすがりの人に、徒歩20分の散策につきあってもらった。名前しかわからないピット氏の後ろ姿をパチリ・・・。「貴方にはきっとまたいつか逢える。だからお礼も名刺も不要だよ」そういってニッコリ笑って帰っていった。なんで文学的なのぉ~(Y_Y)じわん。
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by soukou-suzuki | 2009-08-23 15:58 | かわいい妻には旅をさせろ

白秋までの一刻

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秋は色でいえば白。
好きな季節と好きな色の組み合わせ。
まだ『白秋』とは感じないけれど、ほんの少しの気配がある昼下り。

昨夜の花火を思い出しながら、蝉時雨の猛るを聞いていると、この夏も、今年も、一生も、すべては花火と同じ刹那に思える。
いま一瞬の心地を、立ち止まって味わっておきたい…。


団扇は、清昌堂やましたの、納涼茶会で記念品にいただきました。
大降りで弾力があり、力強い風を押し出す。弄ぶだけでそよ風を生む。
薄、萩、女郎花、桔梗、撫子…秋草がたっぷり描いてある。
御代田の風を生み出せる団扇。扇ぐと、優しく撫でられている感触。それは地球にか、優しい誰かにか…。


撫でられている心地する団扇風 ひかり
by soukou-suzuki | 2009-08-23 14:35 | Hikari NOW!

日曜日はお好き?

ペットボトルのラベルを剥がす。
ゴミを出す。
瓶を仕分けしてデポジットを戻す。
雑誌を整理する。
書簡を仕分けする。
掃除機をかける。
シーツとカバーを洗濯する。
タオルやマットレス類も洗濯。
グリーンに水を遣って、テラスに水を撒く。
冷蔵庫を整理して飲み物を補充する。

何となくPCの前に座って一つブログを書く。
メール着信の音で我に返る。

あ、

何も食べず、飲まずで朝から今まできてしまった。

エアオンも音楽はかけず、蝉時雨を窓から入れる。
一日中、裸足で過ごす。


髪を切るか迷う。
それより下着や日用品を買い足しにいこうか・・・。
今日の最大のアトラクションは手紙を書くことかな。


ギアを入れない日曜日。すべてのスイッチをOFFにする。
すべてがあって、満たされている。

敢えて足すなら、夕食のご馳走より、気の効いた会話を取り入れたい。
by soukou-suzuki | 2009-08-23 12:22 | Hikari NOW!

ロシア紀行18

散歩。
街歩き。
もしくは時間つぶし。
あるいは孤独。
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日暮れまでの時間が気が遠くなるほど永い。
他にすることもなく、地球が太陽から顔をそむける仕草を、ただジッと一緒に味わっている夕間暮れ。
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レストラン・ゴドノフに、待ち合わせる人がいるかでもあるように、何度もその前を通っては佇む。
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早く「今日」という日を闇に閉じ込めて、安息だけを与えてくれたらいいのにと、モスクワに八つ当たり。
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by soukou-suzuki | 2009-08-23 11:43 | かわいい妻には旅をさせろ