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解夏

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7月が終わろうとしている。
街路樹のサルスベリはまだ花盛りのようだが、ふわふわした小さなレースのパーツを、時折ふんわりと肩先に散らし、アスファルトの上をころころ転がりながら、いつまでも夏ではないんだよ、とささやく。
わかっている。
もう7月が終わろうとしているんだものね。

サルスベリを見ると映画『解夏』を思い出す。
それまで、考えると一番恐ろしい悲劇は失明だと思っていた。闇の中にいきいきと暮らせないと思っていたから。でも話の中で、失明は実は明るみを失うことではないと知った。一面の白い世界。霧か雲に入り込んだような、光の粒に囲まれた世界でもはや闇に閉じ込められることは生涯ないのだと聞き、何か大きな安心を得た。
失明もまた、そのものを知らない人がつけた言葉なのだろう。
そんな風に、実は実感と噛み合わない言葉はたくさんある。でも言葉を知って、その意味まで分かった気になっていることがたくさんある。実はなんにも知らないのに、忌み嫌い、避けたり蔑んだり、哀れんだりしていることがたくさんある。自分自身についても、受け入れようとせず、うわべだけを見て想像でつけられた呼び名に甘んじている人は多い。私も一人だと感じることがある。

初夏5月から雨期の間、室に籠もって修行してきた僧が、悟りを得て出てくるのが解夏。解夏も安居(あんご)も季語になっている。しかし夏の安居(あんご)を解くのは暦ではない、自分自身だ。

解夏は8月に入るので、秋に分類される季語。

7月が終わり、夏が終わる。迷いは消えて、悩んだ分だけ悟りを得ている。
一歩を踏み出さなくちゃ。
by soukou-suzuki | 2009-07-31 09:56 | Hikari NOW!

ロシア紀行8

クレムリンへ入場する(観光用)入り口は2つ。トリツカヤ搭(クタフィア搭から)と、ボロビツカヤ搭。赤の広場から近いメインとなるクタフィアから入場したが、チケットブースで20分、搭の門でのセキュリティーチェックで40分、ゆうに1時間は入場するのにかかった。
ロシアの日は永いが、炎天下での列で過ごす時間がいくら永くても、旅の充実にはならない。(・・・しかし、不思議と思い出となって記憶には残る。旅の不快は後の愉快!?この構図がなければ、もっと旅に「飽きる」ことができるだろうに・・・)
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ウスペンスキー大聖堂。クレムリンの中心。ロシアの国教大聖堂で、ロシア皇帝の戴冠式が行われた聖堂。地震で倒壊後、古都ウラジーミルのウスペンスキー大聖堂を模範に再建。約1000人の僧侶がイコン製作に当ったとか。12世紀のゲオルギー像と、13、4世紀の聖三位一体像が有名で、中は人だかり。
ときおり現れては、一曲だけ聖歌隊が歌う。尖塔の上へ伸びる高音と、足下の石の床を伝って響いてくる低音とに体が痺れる。共鳴して自分も音を発しそうになる。人間ってそういう装置らしい。
聖堂で聞く賛美歌には、確かに何かが宿っていると思う・・・。それが神か、それを信じる人間の意志か、もっと大きな生命の波動か、もしかしたら宇宙の営みか・・・それらは結局、一つのものかも知れないけど。
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クレムリンは城壁に囲まれた周囲22356メートルの広場に、宮殿、聖堂、武器庫が集約されている。コンパクトに密集していそうで、中に入ると以外にだだっぴろく感じる。聖堂広場に、聖堂、鐘楼が林立しているから、つい下からあおって広角レンズに頼って撮るから、どれもふんぞりかえった白い服のおじさんが微妙に違う帽子を被っているようなアングルになって、後でみても傑作は皆無。(旅行中、建築物の撮影はそれほど燃えない・・・どれも撮られたい角度があって、たいてい、絵葉書に収められているし、天候や季節も絵葉書に優る条件はない。対象は動かないし、機材のよいものが大体勝つに決まっている。もっとも、夜中や明け方など、アンコールワット遺跡やルーアンの大聖堂みたいに、刻一刻と変化する姿を持つ建物は別だけど・・・真っ白すぎて、やや単調なロシア正教の寺院。それでも、このブラゴヴェシチェンスキー聖堂は、かなりシャッターを押していたことが後からわかる。先入観なく満遍なく見ているつもりでも、シャッターは正直!)
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と思ったら、イワン大帝が自身の礼拝のために建てさせた、モスクワとプスコーフの名匠によるものだと。他はイタリア人による聖堂らしい。「気合」って何にでも出るし、その時だけでなく、歴史を経ても残るから凄い!(モノづくりの人にとっては、「恐い」かな・・・)
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ディテールが表千家風(笑)。
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by soukou-suzuki | 2009-07-28 01:47 | かわいい妻には旅をさせろ

穴子天丼という賞与

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半期がおわりました。
様々な事業が一つも中止なく施行されたことは、必須の課題ながら、振り返ってみれば奇跡のようにも思います。
ご褒美ランチは、以前から気になっていた穴子天丼を同僚と…。

自分から自分への賞与です。(^-^)
by soukou-suzuki | 2009-07-27 14:47 | Hikari NOW!

eco検定の日!

今日はeco検定の試験日ですね。東京は快晴!暑くなりそうです・・・。

たくさんエコピープルの友人が居ますが、今日も新たに、句友が受験します。(^^)
健闘を祈ります。

また別の句友は、試験管として参加なんだと。広がるeco検定の輪・和・環!

エコユニット、結成しましょうか!?(^^)
by soukou-suzuki | 2009-07-26 09:19 | Hikari NOW!

ロシア紀行7

いよいよ、城壁の内側、クレムリンへ行きたい・・・のだけど、城壁ぐるっと歩いて、観光客に赦された門まで回る道すがら。小菊の花や、芝生の青さ、花壇の花。
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無名戦士の墓では、毎日花が供えられ、衛兵の交代を見物する人も静かに見守る。
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by soukou-suzuki | 2009-07-26 00:00 | かわいい妻には旅をさせろ

ロシア紀行6

「グム」「赤の広場」点景。
グムの吹き抜けを3階から眺めるのが好き。ふと壁に目が行く、そっちから変な「気」が流れてくるのを感じて目をやると・・・異彩を放つカツレツ!?気になるレトロなポスター。
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これはカウンター近くのポスター。このブレジネフさんは、私と記念撮影したソックリさんの方ですね・・・。似ているけど、本物よりかなり「まったり」している。(^^;右は手すりのシルエット。渦巻きは見ただけでぱわーをもらう文様なのかしら。そういえば、タコ唐草も見るとつい渦の行く末を目が追ってしまう。「渦」には人を操る性質があるのね。
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2階のカフェを見下ろす。各国の観光客が暑さと疲れを癒している。グムを出るとそこは「赤の広場」。
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結婚式を終えたカップルが、そのまま「赤の広場」へ記念撮影に来るのは定番(流行か?)らしく、滞在中に多くの新郎新婦を見かけました。そうそう、こうやって手を差し伸べて欲しいような、ガタガタさなんです・・・石畳って、本当に辛い!膝の靭帯を切っている私にはなお修験道。あれ、何かやっている?
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実は、当然入れると思ったクレムリンで何か催事をしているらしく、今日は午後からしか入れない・・・。
赤の広場も一部を区切って、騎馬隊、バンドと隊列が闊歩し、整然とした様式美が見られる・・・とよいけど、見えるのは人種様々な背中と後頭部ばかり。c0049825_23381016.jpgc0049825_23382961.jpg

うんと背伸びして、腕を伸ばして「えい!」とシャッターを切ったら、私の見えない世界をカメラだけが見てきて語ってくれたのがコレ!
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この鎖がおしゃれではないですか?向こうに見えるポクロフスキー聖堂。
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人だかりを離れる。レーニン廟は午前のみ公開。通り過ぎて、守衛の背筋の真直ぐさに涼しさを得て出口へ。
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ポクロフスキー聖堂と向かい合って、広場の北端を飾る、国立歴史博物館の赤い建物へ向かう。空が青い・・・。
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by soukou-suzuki | 2009-07-25 23:24 | かわいい妻には旅をさせろ

ご飯。

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電球替えたり、粗大ゴミ出したり、クリーニング出したり、アイロンしたり…気付いたらお腹空いてた。少々ガテン系ご飯したいような~。

トマトとらっきょうスライス和え、豚肉アスパラチーズ巻き、セロリのまんま切り、白ご飯におじゃこ、あと塩辛とキムチちょっぴり。野菜ジュースとデザート。

食後は何のもうかな。
by soukou-suzuki | 2009-07-25 21:31 | Hikari NOW!

ひとりあそび

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ヨーグルトを食べた汚れたグラスを高くかざして、神社の緑と青空を透かしてみたら…らら、マンションも世界もくにゃりと歪んだ。
ふふ。

なんだか、ガウディやフンデルトバッサーみないに、個性的な人とと語らいたくなる。

時折、花火大会の予告の空砲が響いている。


マンションのカスケードの水音。

ジョビンのWAVE。


蝉。


ややにぎやかすぎ…。(;^_^A

でもなんだか健全に世界が回っているって気配。

歪んでいるのはここだけみたい?!(^-^)
by soukou-suzuki | 2009-07-25 16:28 | Hikari NOW!

テラスランチ

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エピピラフ、温泉卵、お豆腐、ナタデココとストロベリーヨーグルト。
プロデュースド・バイ・冷蔵庫。(ありもの)
by soukou-suzuki | 2009-07-25 16:15 | Hikari NOW!

ホームデイ

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行事や休日出勤の多いこの時期に、まるまる確保したホームデイ!
今日は自宅を楽しみ、自宅を磨く日、それも夏編に特化した日にするのだ。(^-^)
夏の家事の楽しみは水仕事。朝は、京都で買ってきたお豆腐、ゆば、だし巻き、じゃこ、牡蠣と残りご飯。たくさん食器を使って水で洗うのが気持ちいい…。水仕事で、一番の大仕事はテラスのブラッシングです。(^-^)
ミントの香る風呂の残り湯も使い、ホースが生み出す虹を友に、ビーチサンダル、後、裸足でデッキブラシでごしごし…。腰にくるぅ~。時々青空を仰ぐと雲の景色が毎回驚くほど違う。
約三時間後、ピカピカ真っ白に洗いあがったテラスに、(当日限り)裸足で出入りする素足の快感!大量の洗濯物を干して、キングスバリーと風をご馳走にしばし休憩~。
なんにも要らない幸せ~゜+。(*′∇`)。+゜・・・あ、でもテラスに風鈴が欲しいかも。
それだけでいい。他になんにも要らない~。…あ、でもつまびく楽器が欲しい、かも。

あら、キリ無い!?
さて休憩を終わってお次のメニューへ。
by soukou-suzuki | 2009-07-25 15:49 | Hikari NOW!