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明治記念館で過ごす一日

2月の日曜日、この日は一日中会議のために、神宮外苑にある明治記念館に缶詰状態でした。
自宅から、がら空きの246を車で走り20分で到着。松の木に張り巡らした雪吊の幾何学模様が美しい正面玄関を入ると、自動ドアの左右には石楠花(しゃくなげ)が美しく咲いていました。ロビーには緋毛氈のひな壇に表情も美しい内裏雛が飾られており、会議と言っても空間は至極贅沢。到着後すぐにラウンジでいただいた珈琲も気持ちを和らげ落ち着かせてくれました。
仏滅というのに新郎新婦や留袖姿が大勢行き交う館内。(神社経営だから、むしろ仏滅ゆえに繁盛?)先ほど見た内裏雛と重なる雅を寿ぎながら廊下を行く。さて仕事モードに切り替えねば!
11:00~数百枚の茶券にひたすら朱のハンコを押し、ナンバリングしていく庶務を仰せつかった。会議での配布が前提ゆえ、お昼を返上して専念する。
13:00~本会議。短い時間内に粛々と進行される議事に、事前準備の徹底ぶりと、個々の”働き”と全員の「気持ちを合わせよう」とする波長を強く感じる。だから私はこの会議に出ることが好き。人生に数多ある「打ち合わせ」や「会議」において、これほど秩序と調和の取れた会議は他にない。一人一人がみな求道者なればこそだろうか。発言の機会をいただくと、こちらも声音、速度、内容とも精一杯の敬意をその場にいる方々に表したくなる。その難しさと訓練不足を感じるが、聞く側の愛情を感じるので落ち込むこともなく「次回はもっと洗練されよう」と極自然に気負ぬ向上心が芽生えるから不思議・・・。私ってこんなに素直だったっけ?!と時々驚く自分がいる。
洗練され愛情に溢れたものには、人は自然に引き寄せられていくということか。
15:40~、ラウンジにて小休止。20分で遅い昼食(間食?)にシーフードカレーをいただき、16:00~青年部の役員会。こちらは準備不足と遅刻者の多さから、多少の脱線や紆余曲折は出るのが常なのだが、最近の前向きで楽しい空気は目を見張るものがあり、調和以前に、みな個性溢れるキャラクター揃いで、これもまた刺激的で有意義な会合。
20:00にようやく終了し、再び石楠花を愛でつつ外へ出ると真っ暗でした。
記念館で過ごした丸一日。午前中に押したハンコの数くらい、多くの「合意」を手に入れた日でした。
そういえばこの建物、創建以来、一体どれくらいの「合意」を生み出して来たんだろう。記念館の由来とともに、古(いにしえ)へ思いを馳せる場所でした。
さっすがに疲労し、帰宅後には近所の焼肉屋で牛肉と参鳥湯(サムゲタン)を食し、明日への活力を補いました。
くたくたの夜、お風呂もバスローブもソファもベッドも、なんと優しく寛大に私を迎えてくれることか!ミネラルウォーターまでが、「お疲れ様~」と言いながら体に染み込んで行った・・・。
by soukou-suzuki | 2006-02-21 00:11 | Hikari NOW!

クレイジー・フォー・ユー(劇団四季)

ある2月の土曜、浜松町の四季劇場「秋」に総勢5人の鑑賞仲間が集合。
劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」を1階14列の中央で見ました。友の会に入っている先輩鑑賞者K氏が、寒空に並んでGETしたゴールデンチケットでしたが、ご当人は用事で止む無く欠席。そのチケットを運よくキャッチしたのは夫、賢一君でした。
主役ボビー役を演じるのは、K氏も信奉する加藤敬二さん。ダンスもさることながら、コメディーに必須の笑いの間が絶妙でした。そしてよくお跳びになる!目にも耳にも残るシーンをたくさんいただきました。
ポリーを巡って恋敵同士が言い合うシーン―――『朝から晩までポリーに付きまとうな!』『じゃあ、晩から朝まで付きまとった方がいいのかい?』―――この台詞、吹きだしました。
軟派な東部の金持ちぼんぼんと、西部の粗野で強気な田舎娘。でも内面はそれぞれ「ロマン溢れるフロンティア」と「健気で弱さを持つ夢見る少女」という訳。外見を衣装が、内面を台詞と踊りが、それぞれハッキリくっきり現しているからと~っても解りやすい。他にもアメリカを代表する典型的なキャラクターで構成され、それぞれのキャラがかぶらない意味では、美女と野獣くらいわかりやすい!?お話です。多分、日本語でなくても困らないでしょう。(前述したような台詞の妙が解らないでしょうが)
カーテンコール、多数。スタンディングオベイション率は70%。勿論、私も立ちました。
終幕後は貿易センタービルの上階、東京會舘のバーで曇りの都心を見下ろしながらアフタートーク。
私にとっては職場同僚、茶友、家族、と各界寄せ鍋の一日は、またとない楽しい日となりました。

さてその晩、隣ですやすや眠っている筈のダンナから、微かに聞こえる鼻歌は・・・「・・・ふんふん、ふふふん、ふ~ん♪Ya!」勿論、ガーシュインのあのメロディー。足までカタカタと動いてはいませんでしたけど、頭の中はダンスナンバーでいっぱいのようでした。(笑)
by soukou-suzuki | 2006-02-21 00:10 | Hikari NOW!

バスローブ

「雪のテラス」と「残雪の用賀神社」  (心に留まった日常の風景)
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最近、風邪にやられっぱなしです。
39度の熱を2週連続で出しました。体重、数キロ落ちたのは不幸中の幸い・・・。
未だに咳が取れず、食欲が戻りません。(これもある意味、ラッキーでしょうか?)

週末、病み上がりのリハビリを兼ねて世間へ出ました。ちょっと歩くとゼェハァ言います。
でも気分はハイ!玉川高島屋へ、ずっと欲しかったバスローブを買ってもらいにいったのでした。4店舗ほど見てあるき、結局バーバリのベージュをお揃いで購入しました。
イタリア製の「サムライ」なんていうデザインもありましたが、まぁバスローブに負けるつもりはないけど、どう見てもブランデーグラス回したり、黒い革ソファで葉巻箱でも開けなくちゃいけなさそうなオーラだったので、もっと安らぐヤツを・・・・と、ご遠慮しました。
ラルフローレンは意外と薄手で物足りず。。。結局、スポンサーの好みが勝りバーバリに決定。

私自身、絶対に白が似合う!と勝手に思っていたのですが、連れは一言、
「んー、汚し屋さんだし、ベージュにしておけば?・・・それに」と言いかけてやめたので、
「それに?それに、何よ?」と促すと、
「白は柔道着みたいだからね」
「・・・・」(でもそれを言うなら黒帯だもんね!)
「ま、いいじゃん。熊のぷーさんみたいでさ、ベージュも似合うよ」とのこと。
ブランデーグラスから一変、蜂蜜のツボを抱えてお腹を出して寝ているわが身を想像してしました。癒し系過ぎでしょ!
お気に入りの白いソファで、上質のバスローブに包まれ寛ぐ・・・そんな夢を、一個叶えたのか、失ったのか?微妙な弱り目の週末でした。
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私の好きなもの
「トルコ桔梗の後姿」
(日常の風景から)
by soukou-suzuki | 2006-02-14 00:51 | Hikari NOW!

メキシコでお呈茶

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ご縁って不思議です。
今年の3月にメキシコ・シティで行われる国際会議、第4回世界水フォーラム in Mexicoに私も参加し、会期中、来場者にお抹茶をお出しすることになりました。
母と智代さんとの3名で派遣団を結成。㈱建設技術研究所に多大なご支援いただき、日本エリアの中心付近にブースを設営していただきます。日本からは皇太子殿下もお出ましになるようで、メキシコ・シティの日本人の方々の間では一番HOTな話題となっているようです。
メキシコ・シティは標高が高く、空気が薄いので着いて早々は息苦しいでしょう。日本で呈茶を行うのとは勝手が違うことも多々あるでしょうが、多くの方にお菓子やお抹茶を喜んでいただけるよう精一杯働いてこようと思います。
渡航期間は3月15日~24日でメキシコへ直行のチャーター便を利用します。
私自身、メキシコ・シティへは2度目の渡航です。8年前の放浪一人旅では、ロサンジェルスからティファナへ国境越えし、バスで44時間かけてメキシコ・シティへと移動しました。スペイン語の嵐と荷物管理の重責に、出国4日で早くも疲労気味だった私・・・。
たどり着いたメキシコ・シティでハザマの駐在オフィスの方々始め街の方々にお世話になり、しばしの安心と共に、忘れがたい思い出を沢山いただいた大切な街です。今もマリアッチを聞くと、その時の「不安と安堵がない交ぜになったタコス」が胸につかえて嗚咽しそうになる感覚が全身にフラッシュバックします。
今回、ホンの少しですが一碗のお茶でメキシコへご恩返しできるなんて・・・、とウキウキしています。あの放浪中、ずっと心配してくれていた母も今度は一緒。(こっちが心配する番か!)そしてその旅の途中で、ガラパゴスクルーズにジョインするために単身で飛んで来てくれた智代も一緒だなんて・・・すっかり巻き込んでしまって、お二人の周囲の方々にまでご不便おかけして申しわけありません!
(^^)そう、ひかりと付き合うのは”大変”です。
次は貴方も巻き込んじゃいますのでご覚悟を。
by soukou-suzuki | 2006-02-08 00:57 | Hikari NOW!

雪が降ったらお寿司でしょ♪

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雪がしんしんと積もり、別世界に変身した静寂の用賀。
お風呂であったまり、窓から寂しいまでに美しい風情をしみじみ感じると、次は……美味しいものが頂きたくなりますよね。
そんな心持ちを思いっきりオーラに出して、夜はご近所の寿司処「井乃上」さんへ連れて行ってもらいました。
歩道は純白のバージンロード。手を繋いで小刻みに歩けば、片栗粉を踏みしめるような「ぎゅっ、ぎゅっ」という足音が童心を醒まします。(お約束の仲良しシーンを差し込みましたよ。西尾のお母さん、見てる?)
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フラレることもある人気店の井乃上さんも、今日は流石に静か……。出前のバイクが雪で出せず)出前を”取りに来る”お客様がちらほら見える。周囲の静けさといい、ダウンコートにツッカケで来るリラックス度といい、なんだか雪国の温泉宿で美味しいものを頂いている気分♪
ああ、幸せ。お通しのメキャベツの酢味噌和えは、雪の向うに春の訪れを仄めかします。”きんきの煮付け”はすっかり定番に。甘い煮汁にはいつも「白いご飯を!」と言いたくなる。でも美味しいものをちょっぴりずつ、いろいろ食べたい欲張り者の二人。冬のたらばは足を一本ずつ焼いていただきました。あん肝を三切れ……。
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お店の滝沢さんに「次回是非試してみて」と言われていたマグロの「漬け寿司」は、心も温まる目に鮮やかな紅色で、かえって水墨画のような外の景色を思い出しました。

雪の日も、幸せ探してココほれわんわん!
by soukou-suzuki | 2006-02-08 00:36 | Hikari NOW!

小錦さんとハワイの子供達

小錦さんがもう10年続けているKONISHIKI KIDSのプログラムで、ハワイの子供達に茶道体験をしてもらうお手伝いをしました。まだ雪の残る日、外は寒いけど茶道会館の茶室は35名の子供達や引率の先生方、そして小錦さん武蔵丸さんと着物の茶友たちで熱気ムンムンでした。
  誰でも華奢に写ると好評の小錦さんとの2ショット!↓
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小錦さんという人の厳しさと信念のこもった愛情、文字通りの人物の大きさを感じました。ただ尊敬するところに留まらず、「私もこうした働きを社会へしたい!」と思えた特別な日になりました。
子供達の可能性はキラキラと眩しくて、一緒に踊ったときに袂(着物の袖)が孕んだ空気の感触や、「世界で一つだけの花」を日本語で唄ってくれた時の子供達の声とウクレレが、妙に鼻の奥を突き上げたことなど、記憶の奥底に染み入る日でした。
バスを見送った為か、知恵熱か、翌日から39度の高熱を出しました・・・。子供達の若さに完敗・乾杯!
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by soukou-suzuki | 2006-02-08 00:21 | Hikari NOW!

村瀬治兵衛さんと

1月は久しぶりに、塗氏、村瀬治兵衛さんのご自宅で行う二十日会に伺いました。村瀬さんは青年部の先輩でもあるので、この秋には講演をお願いしたい旨お話したところご快諾をいただきました。
お茶席はお正月。現代作家による斬新な島台(島台:お正月しか使わない金と銀の重ね茶碗)と利休作の煤竹の茶杓に、時間の流れを一瞬に感じ、数百年の間の数百回の初釜を胸中にめぐらせ、わくわくと楽しみました。麦ご飯の点心やギャラリーでのお喋りと、終始楽しい時間を過ごさせていただきました。
↓ご夫妻
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by soukou-suzuki | 2006-02-07 00:57 | Hikari NOW!

表参道昼

青山の「まい泉」本店で空いている時間からお昼を食べました。
ある勝負士さんの勝利祝いだから「カツ!」という訳です。
冬の日差しが柔らかい店内は、かつて銭湯だった頃を思わせる仄かなぼかしをまとっていました。ゆっくりと食事して、込み合う頃に退出。そのまま向かいのカフェでお喋りを楽しみました。
小春日に包まれて流れる緩やかな時間。カフェの片隅にいるのに、青山という街全体を感じていた。もうすぐヒルズがOPENです。きっと人々でごったがえすのでしょう。ほとぼりが冷めた頃にまた来よう。
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by soukou-suzuki | 2006-02-07 00:56 | Hikari NOW!