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コメントください

こんにちは~。
最近、このブログサイトの訪問者が徐々に増えているようです。
それってなんだか、とってもとっても嬉しいものなんですね。
でも、読むだけですか?メールで感想くださる方もいてとっても幸せですが、
コメントOPENにしていますので、関連情報でも感想でもくださいませ。
あ、変換ミスの指摘はこっそり教えてくださいませ(^^;)
コードネームでもOKです。では。
by soukou-suzuki | 2005-08-29 23:59 | Hikari NOW!

JAZZ NIGHT

週末は2度JAZZと出逢った。
一つはレンタルDVDの「スインング・ガールズ」
山形の女子高生がビッグバンドジャズに目覚める青春ハートウォーミング。
丁度、姪っ子が中学の吹奏楽部で、勝った負けたとその都度泣いて、
毎日思い切り青春しているらしい。彼女は涼しげに輝くフルートを吹いている。
何となく重ね合わせて、入れ込みながら見る。
初めて音が出た感動、周りとリズムがあってきた「なんか、いぐねぇ!?」
という期待、スィングしている自分に奇跡さえ感じている瞬間・・・。いいね。
青いね。透明だね。
物語はさほど起伏もなく、私の大好きな竹中直人もそのキャラを活かしきって
はいないような気がするけど、でも女子高生の熱演+演奏+努力は見ていて
うらやましくなるような映画。山形の広い空もよかった。えー、20年ぶりにか、
空に心を吸われそうになりました。

2回目は、日曜の夜に銀座の王子ホールで聞いた、村上ゆきさんのセカンド
CD発売記念ライブ。
村上ゆきさん公式サイト
KEICOさんに誘われて直接ゆきさんに取っていただいた席は、A列(一番前)
の9番、まさにかぶりつきでした。歌声は「シルキー&スィート」、容姿はキュート。
好きなヴォサノヴァもありご機嫌に。ギターとパーカッションにも撃たれました!

ジャズピアノには憧れているし、友人がヴォイス・トレーニングを始めたと聞くと
「むん?」とも思う。30代になったら大人の音楽を始めるぞ!と思ったまま、はや
くも後半、30代も最終コーナーに差し掛かってしまった。
JAZZは長い夏休みの、やり残したままの宿題のように、ちょっぴりブルーな透明
色で私の心を揺さぶります。

ブルーでもメロウでもハイでも、スィングしている時はやっぱり幸せですね。
こっちは今のところ「見るあほう」。同じあほなら・・・ね。(^^)
やっぱ、「JAZZやるべ!?」
by soukou-suzuki | 2005-08-29 23:35 | Hikari NOW!

夏の果(なつのはて)

誰とも約束のない土曜日に、珍しく朝早く目が覚めると、天から時間をプレゼントされた気がして無性に前向きになる私。
家を片付け、散歩に出かけ、砧公園近くにある洋服屋へ今秋の通勤着を買いにいくことにする。
途中、駅から公園へのプロムナードに刻まれた百人一首を読み、今日の自分にぴったりくる歌を探したり、いつも立ち寄る骨董屋とカフェと花屋を営む店を覗き、季節が移ろっているのを確認しあうために、お店の人と一言二言言葉を交わす。ここまでは習慣化された一種のマーキング行為でもある。

目的のブティックに着いたら、なんと開店まで30分もあった。ちょっと前向き過ぎてフライング気味だ。
バーゲンセールの日でもなし、パチンコ屋でもなし、開店前から並んでもメリットはない。

予定を変え、時間潰しに世田谷美術館へ向かうことにした。手段が変わっても、今日を楽しむという目的に適えばよいのだ。
砧緑地を横切る時、結び葉の木漏れ日をくぐる。夏の果てに自らの死期を予感しているのだろうか、半狂乱的な蝉時雨を全身に浴びる。聞き分けられるだけで三種類の蝉が、今を生命とフォルテシモで運命の歌を奏でている。
見上げても蝉の姿は見えないが、足元には沢山の亡骸が散乱していた。僅かな侘しさをと同時に、最後の瞬間まで生命を全うした清々しさを感じる。再び梢を仰ぎ、両手を広げて生命力のシャワーを浴び、心の中で合掌する。
私は蝉ではないので、近づく秋に期待を膨らませることができる。

開館直後の美術館は空いていた。ベルギー第三の都市ゲントの美術館の収蔵品から絵画展を開催していた。ベルギーはまだ訪れたことがない。初めて見る絵ばかりだった。

印象に残ったのは、

お絵かき上手〔ヤン・フランス・ヴェルハス 〕の、瑞々しい子供たちの肌と、青い絵の具をたっぷり浸けた絵筆を確信を持って力強く引く、中央の一番幼い男の子の眼差し。

バルビゾンの月の出〔シャルル・フランソワ・ドービニー〕暗い森の向こうに上がる月と、月に照らしだされた一本の道に誘われる構図。いつも見ているはずの森の、別の顔を見つけた感動が伝わってくる。

晴れた日〔エミール・クラウス〕ルノアールを思わせる木漏れ日の描写だが、素材がもっと日常的なだけに純粋だ。ある晴れた日の輝かしさと、洗い上げられた純白の洗濯物に、人間の心の自浄作用を感じさせる光景。俳句で言えば客観写生の中に精神性を見いだす心象句・・・と言えるのか。

六月の私のアトリエ〔アンナ・ド・ウェールト〕白い壁と庭の花畑のコントラストが美しい、見ているだけで気持ちよくなる、思わず深呼吸したくなる一枚。アトリエは画家の城でもあるが、同時に道場であり戦場でもあるだろう。丁度、アトリエが画家自身の精神世界を表すとしたら、それを取り囲む世界の美しさに感謝して賛美しているように私には見える。

ホワイト・ガーデンのテーブル、ジェルブロワ〔アンリ・ル・シダネル〕これも自分を取り巻く世界に喜びを感じている絵。もっとパラダイス化された自分の小宇宙を誇らしげに描いている。別荘族は共感するに違いない。

マグダラのマリア〔アルフレッド・ステヴァンス〕宗教的なテーマを持つ絵だが、私が魅せられたのは容姿や髪の毛や潤んだ瞳の端正な美しさと裏腹な、電流を浴びたような、何かを直感した時のような表情。本当に凄いギタリストのプレイにあった時や、偉大な作家の偉大な一節に出会った瞬間、前頭葉から尾てい骨に抜けていく電流を感じる事がある。心で感じて泣くのじゃなくて、感じた瞬間に涙や嗚咽が出る、そんな瞬間を思い出す絵だった。(ああ、ライブに行きたい。)

お絵かき上手とマグダラのマリア以外は風景画だ。
私の生まれる百年くらい前迄は、自然を描くことは宗教画の背景としてだった。しかしどの宗教ももとは自然に根ざしていない物は無いと思うから、いつのまにか手段が目的になってしまい、それが当たり前になっていた社会の中で、自分の感性を頼りに生きた芸術家達が改めて自然そのものの神聖さに気付いたのかも知れない。
月明かりに仄かに照らしだされた羊を描いた「月明かりの下の羊」を見ていると、その神秘的な姿を発見して胸を高鳴らせている画家〔シャルル・エミール・ジャック〕の気持ちが伝わってくる。
幾千年も前から人類は月光の美しさを知っているはずだ。しかし結局は人の数だけ、月の美しさは日々新たに発見され続けている。
識っていても、感じて生きていなければ、識らないのと同じ事だ。バルビゾン派の画家達は、俳聖・芭蕉のように「見よ!感じよ!表現せよ!」と語りかけている。「それが人間のすべき最初で最後の使命だ」と確信を持って言っているようだ。もちろん異論はない、が迷いはある。凡人だから・・・。

ミュージアム・ショップでベルギーの物産を扱っていた。コートドール社製のチョコレートを買った。カカオ70%の大人の板チョコだ。光があたるとテーブルに粒粒の影ができるキッチュなベルギーグラスもペアで衝動買いした。我が家の食器棚も大きなロックアイスも似合いそう。にひ。
身の回りの物に主題を求めた親密派の、「一壺天」な気持ちもよく解る。

美術館を出たらとっくに昼を過ぎていた。神様から貰った余暇は使い果たし、服を買う前に財布も軽くなっていた。
緑地の蝉はまだ頑張っているが、私はスタミナが切れ、蝉時雨に囲まれて眩暈を覚えた。
交差点の近くに聳えるしまさるすべりの巨木が、まだ秋風と呼ぶには頼りない微風に、純白
の小花を散らせている。
雪片のような花吹雪が、交差点全体に降り注いでいた。
夏が、自ら終わろう終わろうとしていた。

世田谷美術館公式サイト


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by soukou-suzuki | 2005-08-28 23:22 | Hikari NOW!

上野鈴本

たま~に寄席に参ります。
上野(御囲地町)にある鈴本演芸場です。
3000円で何時間もライブが楽しめる意味で、歌舞伎座も寄席もお得ですよね。
お三味を鳴らして謡うお姉さまなんかも出てきて、都々逸なんてものも聞けたり
して、江戸のラップミュージックを堪能しました。
曲独楽なんか・・・お正月の特番で芸能人が挑戦するものだと思っていたけど、
ライブで見ると結構緊張感が伝わってきて「お”」とか「むん」とか一緒に気合いれ
ている素直な自分に気づいたりします。お客の方が慣れていて、ベテラン客が芸
の世話を焼いたりしている様は、父兄参観日のような和やかさです。舞台も近い
し客席も真っ暗にしないので、お茶の間に一緒に座っているような一体感がある
んですね。でもそこは「芸」だな~思うのが、羽織袴に紋付で、扇子を置いて深
深と一礼するところ。。。やっぱり「礼を尽くされる」って気持ちいいものですね。
日本の古典や最先端の試みまで、気負わず自然に受け入れられる。
その上、いつのまに癒されていたりしますね、実際。特筆すべきは売店のしょぼさ!
歌舞伎座と違って持ち込み必至!
吉兆まで入れろとは言わないけど、土地柄、甘味処くらいあってもいいのにね。
近年のブームでギャルも増えてきたから、伊藤園なんかが協賛して、抹茶ソフト
くらい売ってて欲しいなぁ。
by soukou-suzuki | 2005-08-25 19:30 | Hikari NOW!

プールに1時間

<松浦靖子でございます>
用賀のスポーツクラブに入って5ヶ月。
なかなかいけないけれど、すっかりプールでリフレッシュする習慣が身につきま
した。
御代田での避暑中も、車で婿殿に乗せてもらって、小諸付近のプールまで通い
ます。孫達も一緒に、7人も連なって水中ウォーキングです。
最近では1時間、プールにいられるようになりました。ビート板でのばた足なん
かも始めました。最初は全然進まなかったけれど、婿殿に習ってだいぶ前に進
むようになりました。
水の中って、驚くほど足を上げたり跳ねたりできるから気持ちよいです。

毎朝、おきて自分で顔が洗えるって本当に幸せですよね~♪
by soukou-suzuki | 2005-08-25 19:18 | 母のこと

台風の夜の過ごし方

今日は台風です。
早めに帰って自宅でのんびり映画でも見ようかと思ったり、まてよ、映画館もこ
んな日なら空いていてねらい目かなと思ったり、いやなんの静かな環境で仕事
しようかと思ってみたり・・結局、いつものように時間が過ぎていっています。
旅のことをブログにかいてくれと言われ、挑戦するものの、どうもブログの投稿
にちょうど良いような長さのTOPICにならなくて困ってます。
かき始めると旅先でのリアリティが蘇ってしまって、ちょっと描写がくどくなっちゃ
うのです。
でも、頑張ります。大きな事件は後回しにして、小さなエピソードから書けばいい
ですね。では、また帰りの電車で下書きぽちぽち打ちながら帰ります。
写真:御代田のメルシャン美術館にある”シェ・ロッシニ”の裏庭
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by soukou-suzuki | 2005-08-25 19:10 | Hikari NOW!

震度5に思う

東京が大きく揺れた時、私は東京ドームホテルの天空の間(地下なのに?)にいました。
一泊二日で茶道関係のサマーコンファレンスに参加中で、おりしも裏千家第十六代家元、坐忘斎宗匠が壇上で話をされている最中でした。
机上に置かれた水は激しく波立ち、お家元の頭上に八機のスポットライトがぐらぐら揺れ動くさまは恐怖を煽りましたが、当の家元は顔色一つ変えずに悠然と話を続けられ、その身を案じて家元の頭上を見やる人たちを冗談を交えて諫める場面もあり、私も倣おうと心で服紗捌きの三千世界を抱きました。

(表現がちょっとマニアックですね。補足します。お茶のお手前では、袱紗(ふくさ)という絹のお雑巾で、お茶道具を清めるのですが、その前に、三角に折った袱紗の両端を持って膝前に掲げて留める瞬間があります。この時に、「大木を抱くように」または、仏教界のいう「大千世界、中千世界、小千世界を合わせた三千世界、宇宙の全てを両腕の中に抱く気持ちで構える・・」と教えられるのです。その一瞬ですが、大きな気持ちになることで、その後のお手前へ入っていく気持ちを整える訳です。)

お陰さまですっかり平常心で過ごした地震でしたが、コンファレンスのお開き後に、再び家や家族が気になり、夫の携帯や上野毛の実家にかけてみたら、まだ繋がらないほど回線が込んでいたようで、その時になって改めて焦りました。買ったばかりの自宅マンションに亀裂でも入っていたら・・・と一気に現実の世界へ舞い戻りましたが、実家、自宅ともにモノ一つ倒れなかったそうです。ほ。
古い実家のマンションのエレベーターも止まらなかったのに、十分新しいと思ったドームホテルのエレベーターは長時間停止したようです。職場も止まったようです。
自宅マンションは最近の機種とかで影響なかったらしい。
千葉の友人宅では棚のモノがかなり倒れていたらしく、地震発生時に独り在宅中だった猫は恐怖だったろうと同情しました。
by soukou-suzuki | 2005-08-02 11:47 | Hikari NOW!