2013年 10月 27日 ( 1 )

名残の籠り稽古。

台風の影響。
被害はありませんが、いくつかの予定をキャンセルしました。
ひとつが稽古茶事。自分たちが、二人で茶事をしていけるように、風炉の名残に稽古茶事を企画し、三人のお客様を招く予定でしたが、台風接近の情報を受けて、呼び立てるのもしのびなく中止にしました。
しかし、選んだ道具や挑戦したかった献立もあり、当初の気持ちで自分達二人で稽古場へ。先ずは日頃なかなか時間をとれない炭手前特訓。
二度目からはエア手前で煮えがたつまではひたすら炭手前を繰り返し…(笑)
濃茶をはさみ、後炭をしたら薄茶をはさみながらまたまたエア手前。(^-^)
風炉の種類を替えたつもりで繰り返し。
でも、中置ですから、本番はまた11ヶ月後ですね。(笑)

それでもよいのです。
暮れなずむ四畳半に、炭のはぜる高い音を聴き、やがて松風を聴き、白檀を聞き、虫の声を聴き、茶筅の音を聴き、衣擦れを聴き、さらに雨の音を聴く。
極上の時間になりました。(^-^)
お世話になったお風炉さんに名残を惜しめたのだから。
茶室の様子は画像に残りませんでした。
一番いい時間は、記録に残りにくいものですね。言葉も、また。

ヨメナは庭で雨に濡れて凛としていました。
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夜はおうちごはん。
さばいた鰆を焼いて、所要時間を計ってみたり(茶懐石のリハ(^-^;)、カニ真薯のお椀を作ったり、八寸に茗荷の白味噌焼きを作ったり…。
ごはんは洒落に一文字にしてよそってみました。(^-^)
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真薯、美味!出汁が澄んで野菜の輝きを増します。
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キノコの残りも焼いてしまって(茸好きなだけについ…)、あら、山は山の者同士、木(気)の合う取り合わせに。(笑)
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茄子の艶。
食材は美しく美味しく有り難い。
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お椀でいただく白ご飯はそれだけで、過去の茶事を思うきっかけに。
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茗荷の色と繊維が、蓮の莟のよう。見入ってため息…ほぅ。
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お食後には、またまた抹茶を。(笑)
お菓子は底をつき、これはイギリス土産のストロベリートリュフ。
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床の間で私たちを見守っていたホトトギスを食卓にも。
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そうそう、今日のアンチョコは、関東第三ブロック研修会で、小澤宗誠先生にいただいたこの本。「お茶事かできる懐石レシピ」!\(^-^)/
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やりたいこと、たくさんできた日。
誰に、とか、何に、でなく、満たされて感謝でいっぱいになれました。

くったくたで、心地よい眠りに絡め捕られながら、激しい雨を遠くに感じながら、深い眠りに沈みました。
by soukou-suzuki | 2013-10-27 03:30 | 茶味禅味俳味一味