ヨーク紀行 18 「城壁から」

城壁の街なのに、最終日に、しかもホテルのダブル・ブッキングによって期せずして手に入れた街歩きではじめて城壁に上った♪ああ、もう少しで、この極上の「風の道」を知らずに帰国するとこでした!(^^)
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城壁の内側に隣接するオフィス。壁を境に、互いの世界を知らない。壁があると、人はいとも簡単に向こう側を忘れて自分の世界に没頭できる生き物なんだ・・・。
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城壁の上の世界にて。足元には、史跡の印が・・・おしゃれ!哲学に耽りそうなベンチ。ここで、城壁の内と外について考察しつつ、日暮れを眺める。
壁は、外から内を守る役割と、内のものを外へ出さない役割がある・・・、それじゃ「アルカトラズ」だね。映画、「ショーションクの空に」を思い出しました。(^^;こんなに自由なのに?ふふ、誰かが言いました。「自由刑」というのもある、とね。
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街並みを見下ろして。発見するものは、発色するものたち・・・。イギリスの美しさはこうした日常が放つ鮮やかな色彩にあります。南国のような色の洪水じゃなく、キャンパスの中に一点、冴えた色彩を置くのです。日本料理の盛り付け的。
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落ち葉も、自分が一番映えそうな色の場所に上手に着地していました。オミゴト。
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柊の葉って、枝の先のほうしかギザギザにならないのでしたっけ?個性かしら、この木はそうだったの。確か、梶の葉もそういう木がありますね。やはり根元の方は葉が丸くて、先に行くほど切り込みが激しくなっていく・・・。いったい、どういう心境なんでしょう?あ、気がつけば鴨と河岸に引き寄せられ、城壁を降りていました。
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by soukou-suzuki | 2008-10-19 00:49 | かわいい妻には旅をさせろ
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