2008年の中秋の名月は9月14日でした。貸切の砧公園の草上で、私は2人きりで蜜色の満月を見上げました。
誰と2人きりか?自然を愛でるならこの人とでしょ。靖子さま。この人のお天気は「一日中ハイジ、時々お爺さん、所によってペーターでしょう。」という晴耕冬庭、いつもお外向きの気圧配置です。
今年の明月は、むらぐもと戯れて、時折「いないいないばあ!」を繰り返しながら、現れるたびにぐんぐんぐんぐん高く上っていく、超張り切ったお月さんでした。兎も「せっせ、せっせ」と餅をついてました。虫の音に囲まれて、緑の水底にいるような世界。人影はなく、でも淋しくもなく。涼しくて豊かな時間でした。
月隠れまたあるる時の高さかな
月詠めば瞳に宿る玉兎
人気なき苑に名月招き入れ
二人観る蜂蜜色の月今宵
むらくもやいないいないばあのお月さま
御座ひろげ芋名月を草の上
月皓皓街燈煌々都市更けぬ
貴方は誰と見上げましか?
え!?まだ月見をしていないって?それはいけません。月光浴は古来日本に伝わる美容法です!月の魔力で美女となるか野獣となるかは貴方次第。さぁ、お試しあれ。
そこで、満月じゃないけど、突然だけど、日頃から月を愛でる習慣を身に付けるべく、練習、練習、練習するのだ。
伝説の「花の宴」から5ヶ月。自然と四季を愛でる会、中級編!「観月の宴」を催しますので、是非足をお運びください。
記
◆2008年9月20日(土)17:30頃~月のあがるまで。
(夜露が折り始めたら、鈴木宅で2次会~夜が明けるまで?!雨天の場合、最初から飲み会しながら気まぐれに月が顔を出すのをテラスで待ちましょう。)
◆場所:世田谷区用賀から徒歩10分。砧公園内、世田谷美術館前あたりのファミリーパークにて。(4月に「花の宴」を行ったあたりです)
◆参加費は無料。
一品(逸品)持ち寄り。酒類差し入れ歓迎。止む終えず手ぶらでも歓待します。
マイ箸、マイカップ、マイ猪口、マイ抹茶茶碗を持参の方は特にWelcome!
◆申し込み:ご一報いただければ嬉しく存じますが、飛び入りや、サプライズも歓迎です。
◆集う人:いろいろ。茶友。俳友。旅友。職友。食友。年齢・性別・国籍・職業・趣味・ファッション・個性あるほど歓迎。
◆持ち物:鳴り物。(楽器のこと。または特技、または笑顔)あっと、意外と冷えます。暖かくしてらしてください。
追伸:さて早速スペシャルゲストが決まりました。(^^)新しい風、吹きます♪