7月落酒会 後楽園にて

日本酒を楽しむ「楽酒会」の7月、ロケは小石川後楽園です。最近、徳川家ゆかりの場所を訪れることが多いです。こういうのって「呼ぶ」のかしら?6月14日には水戸の偕楽園と徳川博物館へ行ったばかり。永年、行こうと思っていて昨年の夏の愛知帰省ではじめて徳川美術館へ行ったのも、案外無縁ではないのかも知れない?
開始は夕刻6時。緑陰のアプローチは暗くなりかけていました。私はやっぱり金属製の門が好きみたい・・・。「灯り」と並んで、撮影する頻度が高いみたいですね。こういうのって、過去生にでも影響されているのかしら??だとしたらヨーロッパかしら、修道院に入るとゾクゾクするのは、案外、前世は修道士だったりして?(それだけは無いんじゃないのー?と言われるかな^^;)
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ただ日本酒をたしなむだけじゃないのがこの会のよいところ。毎回、多彩なゲストをお迎えして、20分のミニ講演がつくのです。その話の余韻を肴にしちゃうという贅沢な一席。この日は、私ご推薦の茶道家、井関宗脩先生をお呼びして、陰陽五行にまつわる夏のお話です。
「桃太郎」は実はこういう話だった。土用の鰻をなぜ食べる?食べ合わせの迷信に影に陰陽五行あり・・・と、日常に潜むある法則を垣間見せられると、いつも見ている風景が、まったく別世界の法則に基づいて成り立っていることに気付いて愕然とするのです。
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みんな講義に夢中だったわ・・・。見えなかった精霊が、突然見えるようになってしまったような、そんな驚きが陰陽五行にはありますものね。続きは井関先生の「星岡」で心行くまでどうぞ~。
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お料理は戦後から続く料亭「美都家」が担当。席がお向いになった紳士は、ご自身の結婚披露宴をここ、後楽園でしたそうです。お庭の桜の木を、芽を細めて見ていらしたわ。うふふ、ご当人のこだわりだったんですって。
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夏向きのさっぱり感あるメニューでした。お酒は仕掛け人たちこだわりの4種。あれ?メモが・・・見つからない(Y_Y)どーせゲコの子供だと思っているんでしょう!?量は飲めなくても、味は分るもんっ。大吟醸以外は、一口目でくしゃみが出るほど私の鼻は敏感なんだぞぉ。
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月に一度の楽酒会。次は貴方とご一緒したいな。都内の素敵ロケ地を巡って毎回、目にも舌にも心にも残るひとときを過ごして参りましょう。詳しくは「自由時間クラブ」を検索!「こんな面白い話をしてやる」という方や、食事とお酒を美味しくする芸能をお持ちの方で、気さくに仲間になってくださる方、いらしたらコメントでお名乗りくださいませ。主催者へご紹介いたします。
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by soukou-suzuki | 2008-08-07 00:31 | THE 暖簾(のれん)!
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