箱根小旅行 「大文字茶会」へ

毎年8月16日は、強羅公園の中の茶室群、白雲洞で、箱根大文字茶会が行われている。ロマンスカーで箱根湯本へ、登山鉄道を強羅まで。
強羅公園に隣接するメルヴェールにチェックインして部屋で着替えて、いざ茶会へ。
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玉紫陽花が印象的な旅でした。
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部屋は広々、窓から翠が見えて静か。
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強羅公園へは三分。
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六つの茶席と点心がついて9000円。
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この日のために、青竹にキャンドルの灯りの用意。
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欠庵では古いものをたくさん見せていただきました。
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お茶好き男子は席主に気に入られ天目を拝見。
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種壺の水指。
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あら?まあ、と、次々にお顔見知りに遭遇。(^-^)お茶はどこでもドアか四次元の世界。
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前回偶然にお目にかかったのは伊東の聚光院別院でしたね。
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やはり…青年部の大先輩たちも活躍中。(^-^)
この一碗、熱々こっくり、美味しかったです!
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煎茶席では、席主お手製菓子で。
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対字斎は濃茶席。
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まだ明るい大文字。
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廊下で待つ間も風と蝉時雨、ときおり混ざる秋の虫の音で飽きることがありません。
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いつもは「鈍」一字の掛かる床に手燭が灯る。
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こちらの野点は一座建立。すべての茶碗が手送りで客を渡っていきます。茶碗リレー。
亭主の楽しさが闇を通じてひしひし伝わってきました。
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間に合わない席は、花だけ見せていただきました。
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いよいよ対字斎の明かりを消して、大文字の点火を待ちます。
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灯りました。と程なく花火が始まりました。夜空より黒い山を背景にするのではっきりします。
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度々という感の侘びた花火。送り火に相応しく余情を醸します。
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音が玻璃戸を震わせます。夏帯に染み込みお腹を撃ち抜くように響きます。ドン!(鈍?)と鈍翁も偲び、谺がパリパリパリ…と続きます。山の花火は音がいいです。
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大文字が弱まり崩れ行くのを見送って、再び闇を味わいながら石畳を歩いて帰ります。虫の音。
宿で食事。
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闇と静けさを満喫。

睡眠を優先して朝ご飯パス。(笑)
近くの山路でブランチして強羅公園のすぐ上にある箱根美術館を初めて訪れました。
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こちらはまた別の一人の男が描いた理想郷がエメラルド色の庭園として遺りました。
文化芸術に触れるとき、いつでも、いま私がいる場所は、いつか誰かが願った理想郷なのですね。
先人に合掌。
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苔の圧倒的な美しさ。
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桂離宮を思わせる翠と石畳。
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目の中が翠になりそう。
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翠のなかに居ればご機嫌です。
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一歩ごとに感嘆。一歩ごとにシャッター。(笑)
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珍しい色の秋明菊。茂吉さんの試験農園第一号は世田谷区上野毛の五島美術館の庭だったそうです。知らなかった!
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真和亭でお茶をいただく。棚に写り込む庭の緑。
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冷茶に一粒の氷がよい景色。
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緑に囲まれ、お腹にも緑のお抹茶が入り、ご機嫌!
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起伏と火山岩を活かした庭は、緑の屋根から突如、青空に!
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空に吸われし45の心。
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どんなもん大っ!
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三時。スプリンクラーでの一斉撒水が始まり、また一つ好きな要素(水と光の戯れ)が加わりました。
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苔に露。宝石です。
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緑がキラキラ。
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洗心。
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地衣と木漏れ日の織り成す印象派絵画。
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大きい!蜻蛉。
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藪蘭。
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走り根の描く筆致を読み解く楽しさ。
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庭をもう一周。(笑)気持ちよすぎて出られないよう…ラビリンス?
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別の季節もまた是非。
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喉が乾いた…。
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山法師の実。
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マロウドまで歩きお茶。
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ローズヒップのドライハーブティーで、ここからも大文字を見納める。
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山茶花の実。秋は来にけり。
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ああ、爽籟。篁の音も秋の声。
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上手に気負わない小旅行が出来ました。
ご先祖のお導きかしら。

大文字ともに見送る仲となり まつらひから
by soukou-suzuki | 2013-08-17 22:11 | 茶味禅味俳味一味
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