夜の紅葉狩り。

銀座から日比谷まで歩き、帝国ホテルの前で2人と別れた。日比谷から有楽町へ。さらに皇居を半周して歩いて帰ることにする。時々、逆回りのランナーとすれ違う他は誰もいない。
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日比谷は蛍光色でシャープな夜景が映し出される。でも桜田門あたりは街灯も橙色で、プラタナスの紅葉を引き立てている。変化を楽しみながら歩く。c0049825_374684.jpgc0049825_38201.jpg
交差点のストライプも、信号の光も、闇に沈む皇居の白壁も、ゴミ一つ落ちていない歩道も、すべて気持ちいい。皇居を巡って歩くたび、過去に旅をした国々の首都の街並を思い出す。ロンドン、パリ、ローマ…、緑地が多く道が広かった。メキシコのソカロやリマのセントロ、石畳の広場に灯る街灯が瞼に滲む。シンガポールの水辺の夜景、ハノイのホアンキエム湖の柳と風を思い出す。大音量で音楽を漏らしながら過ぎ行くバイクが一台…、バンコクの喧噪を懐かしみ、こんな風に妄想しながら歩ける治安の良さに、ふとウィーンの夜歩きを思う。
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フレームに飛び込んできたトラックが透き通って写る。
水辺の夜景は心が落ち着く。名水の土地と看板が云う。
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セピアモードで皇居を見れば、江戸城へも思いは駆ける。
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ゆるい上り坂で三宅坂の交差点を過ぎる。最高裁の前に灯る、一本の銀杏を遠目に見る。燭台に灯る一本の蝋燭…、ブタペストの修道院を思い出した。一人だけ早めに衣替えして、黄色の修道服で佇んでいる。
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最高裁の隣の国立劇場前で交差点を渡る。人生の大舞台が左右にならぶ地。夜は静まりかえっている。夜の帳が明けると、舞台の幕、あるいは戦いの火蓋も上がるのかな。
さすがに暗いので、半蔵門まで出て、新宿通りにぶつかってから左折。もう生活圏だ。
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もうすぐGOAL。
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渡った信号4つ。ほどよいウォーキングになりました。少し旅気分を味わった日。
by soukou-suzuki | 2010-11-14 03:17 | 散歩マニア
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