銀座小春。

「風の道」銀座句会に出席。喜怒哀楽の押し花の世界に、また一人誘いました。
   また一人句座に誘う小春かな   ひかり
   日めくりの薄くなりゆく小春かな 晋平
   人生に楽あり句あり芭蕉の忌   ひかり
   外套を手に佇つ銀座四丁目    晋平

   小春日や猫渾身の大欠伸     一馬
   箒目を崩さぬほどに時雨けり   百代
   パレットに暖色多き小春かな   ようこ(河村)
   飛び石に踏むには惜しき冬紅葉  栄
   ひそかなる地の引く力桐葉落つ  たま女
   浜小春砂蒸し風呂に顔並べ    日出代
   佃島庇触れ合ふ路地小春     陸久
   浪の尖に日の斑ちりぢり小六月  主宰
c0049825_2211845.jpgc0049825_2214387.jpg

銀座明治屋の向かいで句座を終え、カフェで互いの句を再考(推敲)する。文芸は座の学問。上達には切磋琢磨と開襟が必要です。ダメな自分を隠しているといつまでも変化できない。「俳句は写生」と言い、感情は表現しないといいますが、カメラと同じで、同じ風景を撮っていても、シャッターを押す人の人格が自然に出ます。フレーミング(視野)に、その日のその人が現れます。怖いですか?そんなもの怖がっていたら何もできない。クリエイティブなことを避けて、隠しているつもりの「自分の姿」なんて、とっくに他人から見て明け透けなことばかり…。句座ではむしろ、誰がどれだけ自分を見ているか、を見ることができるのです。あとは他人の目の「屈折の度合い」を知ることも人生勉強の一つかしら。(笑)受け手の感性が豊かゆえ、屈折でプリズムが現れ、実物より美しく捉えてくださることが多いですね。
c0049825_2221969.jpgc0049825_2224676.jpg

来週の野点企画の最終会議に3人で集まり、点心選びに銀座を闊歩。松屋、三越、松坂屋…。デパ地価はラビリンス。五感に訴える売り場にイマジネーション炸裂。
c0049825_223254.jpgc0049825_2232124.jpg

美味しいもののタイムセールを目の前に、真面目に企画に打ち込むに野点人たち。えらい!でもお腹は「ぐ~!」。一本入った「お多幸」で、今シーズンの初おでんとしました。熱燗が美味しくなりました。
c0049825_2234557.jpgc0049825_2235819.jpg

煙管が流行っているらしい。とはいうけど、カバンから、さっとマイ煙管出す人って、、、数えるほどしか知りませんけど。
c0049825_2241633.jpgc0049825_2243447.jpg
c0049825_2245099.jpgc0049825_228761.jpg

by soukou-suzuki | 2010-11-14 02:59 | 茶味禅味俳味一味
<< 夜の紅葉狩り。 分岐点everyday >>