スタートとショックの4月

 4月2日、11年間住んだ浦安を出て用賀へと越しました。
お互いに早朝から深夜まで出かけているので、滅多に会わないご近所さんにもろくにご挨拶できないまま。極めつめは、「お隣くらいは挨拶したいよね」と言っていた引越し前々日に、当のお隣さんが先に引越ししてしまったこと!走り書きのメモには「バタバタして挨拶もできなくてごめんなさい!」と有ったけど、「いえいえ、こちらこそ(^^」です。ライフスタイルも自然と似たもの同士が集まる集合住宅。私は気楽で好きです。また同じフロアには、賢一と同じ銀行に勤めるOさんも居ました。最初は違う銀行だったのですが、お付き合いしている課程で合併し、気が着けばご近所さんが上司に・・・。残業して帰ると、赤い顔したご主人とポストで一緒になりました。昼頃ご挨拶に行ったら、寝起きのお二人に会えました。(やっぱりライフスタイルが似ている)
 テレビと電子レンジを取りに来た弟の車で、トラックよりも一足先に用賀へ。東京ガスを待ち受けて一休みしたところで、日通さんが到着。真っ白で広々していたはずのリビングがたちどころにダンボールのピラミッドだらけに・・・。荷造りスタッフは頼みましたが、荷解きスタッフはお願いしなかったので、これから自分たちでぽちぽち片付けます。
 一段落したところで、不動産屋に寄っていた賢一到着。一番ご近所になる親戚の家へGODIVAを持参し、その足で上野毛にきました。母と弟一家と一緒に手作りの食事を食べて、4月4日がお誕生日の直美ちゃんをパティシエ・高木のケーキでお祝いしました。
 直ママは頑張っていて、最近ついにお仕事を再開。忙しい旅行会社しかしらない彼女は、新しい職場で、ボスが電話で話しているところへ別の電話が入ったときに、「折り返すから」という指示を受けてビックリ仰天したのだとか?!「え!1本しか電話してないのに折り返すの?」とカルチャーショックを受けたらしい。というのも某旅行会社では、左右の耳に受話器を当てて、3本目から初めて折り返し電話の対象なのだそうな。(こっちがカルチャーショックだよ)
 私もいろんな仕事を経験したけど、企業が(あるいは部署が)変ればすなわち文化は違うもの。さらに業界が違えば言語も左右さえ変わる。株式会社や特殊法人や財団・・・と組織が変わればまた変わる。皆それぞれで、最初なじめないのは、何も家庭の味ばかりじゃないな~と思うこの頃。女の人は、文化の違う家庭に入って大変だって言うけど、男の子だって転勤・転属の度に逃れようの無いカルチャーショックを受けながら大人になっていくんだよね。
 引越しも入学も異動もスタートも、総てが一気にやってくる4月。家族も他人も道行く人も、接触する総ての人たちがこの時期、きっとそれぞれカルチャーショックを受けながら頑張っているんだな、と思えば自分のショックも「旅」感覚で楽しめそう??
by soukou-suzuki | 2005-04-02 20:49 | Hikari NOW!
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