逆光の滑り台。
竜の形に、昨夜テレビで特集していたチチェンイッツァのピラミッドを思い出す。
春分と秋分の日だけ、階段にそって現れる蛇の影…
現代の公園設計も、もっと天文学を取り入れてはいかがでしょう?
形状が表す有りのままにしか見えないものには飽きがくる。季節や時間や、なにかとの取り合わせによって見たまま以外の五感への仕掛けがあるものが嬉しい。
このベンチから滑り台を見上げれば逆光を仰ぐことになる。そのとき、子等になんのシルエットを重ねて見たら感動するか…
いつか、公園を設計してみたいなぁ、なんて考えながら寒風に首をすくめている。