今朝は見事に鰯雲。
鱗雲、とも。
人のイマジネーションに一定の尺度はないから、空一面を一匹の魚に見立ててこれを鱗の並ぶ姿だと捉えてもよいし、空を海に見立ててそこに群れなす鰯と捉えてもよい。
ミクロにもマクロにも思うままに旅立てる。
本当に自由ね……。
鱗と鰯の群れ、これらを絵に描いたら、モデルの大きさはまるで違う。でも小さなものを大きく描いたから大雑把な絵になるわけじゃないし、逆も言えます。そこにも、イマジネーションの魔法が効いているのね。
竹を削っただけの茶杓という道具と、最新のパソコン一台…、それだけじゃ、どちらが緻密で奥が深いかははかれない。
鰯と見るか、鱗と見るか…。
どちらにしても、この景色を見ると、わたしのイマジネーションは空の向こうに美味しいお刺身を浮かべる。
最近、美味しいお魚、食べてないなぁ。『みゃぁ~っ!(お腹空いたよぉ)』
空に携帯カメラのレンズを向けながら、わたしのイマジネーションは空に向かって大きな網を振り回している……(^-^)